一貫したデータマスキング
入力データに同じ値が2度表示される場合、一貫したマスキングファンクションを使うと、マスクされた同じ値が同じジョブ実行で出力されます。
ただし、2つの異なる入力値を出力では同じ値でマスクできます。
たとえば、次の図はtDataMaskingコンポーネントがどのように一貫してデータをマスクできるかを示す例です。
- Aの値は、入力データセット内の出現数には関係なく、Dでマスクされます。
- BとCの値はEでマスクされます。
一貫したデータマスキングの例
次のテーブルは、[Mask email left part of domain with consistent items] (メールの左側を一貫した項目でマスキング)ファンクションを使って生成されたマスク値の例を示しています。
入力値 | 追加パラメーター | マスクされた値の例 |
---|---|---|
newuser@domain.com | "talend,value,newcompany" | newuser@newcompany.com |
admin@company.com | "talend,value,newcompany" | admin@value.com |
newuser@domain.com | "talend,value,newcompany" | newuser@newcompany.com |
user@company.com | "talend,value,newcompany" | user@value.com |
user@domain.com | "talend,value,newcompany" | user@newcompany.com |
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