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Talend Cloudへの公開

Studio Talendで作成したジョブ、ルート、データサービス(アーティファクト)をクラウドに公開し、Talend Management Consoleの特定ユーザーやすべてのユーザーが利用できるようにします。

Maven経由でアーティファクトをStudioからTalend Cloudに公開する場合は、クラウド版Talendソフトウェア開発ライフサイクル - ベストプラクティスガイドをご覧ください。

始める前に

  • Studioでアカウント認証をWebアプリケーションに設定していること。詳細は、Talend Cloud入門ガイドをご覧ください。
  • Talend Cloudで、デフォルトの[Operator] (オペレーター)ロールか[Operations - Manage] (操作 - 管理) Talend Management Console権限が割り当てられていること。
  • 公開先とするワークスペースで[Publish:Publish artifacts] (公開: アーティファクトの公開)権限があること。
  • 公開されるアーティファクトの名前に予約語(SNAPSHOTなど)が含まれていないかどうか確認します。含まれていると公開が失敗します。
  • アーティファクト名が、公開先のワークスペースにあるどのタスクの名前とも重複しないようにします。アーティファクトと同じ名前のタスクがワークスペースに既に存在する場合、Talend Management Consoleに公開されるのはアーティファクトのみで、対応するタスクは作成されなくなります。

このタスクについて

アーティファクトが公開されると、対応するタスクが自動的に作成され、Talend Management ConsoleでWebユーザーが実行できるようになります。同じアーティファクトから別のタスクを作成してコンテキストパラメーター値を変更すれば、別のシナリオで実行できます。

情報メモ注: 1つのワークスペースに同じ名前を持つ複数のタスクは存在できないことから、既に公開されているアーティファクトをStudioの別のフォルダーに移動する場合は、以前のようにTalend Management Consoleの同じワークスペースに再公開することはできなくなりました。アーティファクトは複製され、関連付けられているタスクは作成もアップデートも行われません。公開中のエラーを回避できるよう、アーティファクトの名前を変更するか、別のワークスペースを選択する必要があります。
情報メモ制約事項: Talend Cloudに公開するアーティファクトは400MBを超えないようにしてください。

手順

  1. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで、ジョブ、ルート、またはデータサービスを右クリックして[Publish to Cloud] (クラウドに公開)を選択します。

    [Publish to Cloud] (クラウドに公開)ウィザードが表示されます。

    Webアプリケーションに対するアカウント認証で何らかの情報がStudioにない場合、デフォルトで[Preferences] (環境設定)ウィンドウが開き、不足している情報を追加できます。詳細は、Talend Cloud入門ガイドをご覧ください。

  2. [Publish With Version] (公開するバージョン)フィールドで、必要に応じてクラウドに公開するバージョンを変更します。
    いくつかのバージョンが使用可能な場合、このフィールドにはアーティファクトの最新バージョンが自動的に入力されます。[Last Cloud Version] (最新クラウドバージョン)フィールドに表示される最新バージョンよりも古いバージョンでアーティファクトを公開することはできません。
  3. [Workspace] (ワークスペース)を選択します。
  4. [Export Artifact Screenshot] (アーティファクトのスクリーンショットをエクスポート)を選択し、ジョブデザインのキャプチャーをクラウドに公開します。
  5. 次を選択します。
    オプション 説明
    [Export Artifact Screenshot] (エクスポートアーティファクトスクリーンショット) アーティファクトデザインのキャプチャーをクラウドに公開します。

    複数のデザインがあるため、SOAPデータサービスのスクリーンショットをクラウドに公開することはできません。

    [Update corresponding job task] (対応するジョブタスクをアップデート) ルートまたはデータサービスが公開済みの場合は、その中で使われているタスクをアップデートするよう選択できます。

    Talend Management Consoleでは、同じ名前で、アーティファクトと同じワークスペースにあるタスクのみがアップデートされます。

    変更を有効にするには、新しいアーティファクトのバージョンでタスクをデプロイする必要があります。

    情報メモ注: 新しいバージョンを公開する時にジョブタスクを自動アップデートするには、Talend Management Consoleにある[Always use the latest available artifact version] (アーティファクトの最新バージョンを常に使用)オプションを有効にする必要があります。
    Prometheusメトリクスエンドポイントを有効化

    Prometheusメトリクスエンドポイントをマイクロサービスに構築し、ルートの実行、JVMメモリ、CPU 消費量などを監視します。デフォルトでは、この機能はすべてのJMX属性と値をPrometheusにブリッジします。Prometheusの詳細は、Prometheusのドキュメンテーション (英語のみ)をご覧ください。

    情報メモ注:
    • このオプションはルートにのみ適用されます。
    • このオプションは、Talendが提供するR2020-08以降のStudioマンスリーアップデートをインストールしている場合にのみ使用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。
  6. [Finish] (終了)をクリックします。
    デプロイメントの進行状況を示す情報バーが表示されます。
  7. オプション: アーティファクトの公開中にStudioでの作業を続行するには、[Run in Background] (バックグラウンドで実行)をクリックします。
    Studioの右下に進行状況バーが表示され、公開操作の完了した割合が示されます。進行状況バーアイコンをクリックして[Progress] (進行状況)ビューに詳細を表示します。

タスクの結果

アーティファクトを公開すると、公開を確認するメッセージが表示され、Webアプリケーションで作成された該当タスクを開くよう求められます。メッセージの[Open Task] (タスクを開く)をクリックし、Talend Management Console[Task Details] (タスクの詳細)ページでそのタスクを開きます。タスクにはアーティファクトと同じ名前が付けられます。

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