遠隔データベースの移行 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-20
対象製品...

Big Data Platform

Data Fabric

Data Management Platform

Data Services Platform

MDM Platform

Real-Time Big Data Platform

Studioの[Preferences] (環境設定)ウィンドウで遠隔データベースが定義されている場合を除き、Talend Studioはデフォルトでレポートと分析を内蔵のHSQLデータベースに保存します。

Talend Studioを初めて起動すると、[Preferences] (環境設定)ウィンドウのデータベース設定では必ずHSQLが参照されます。新しいTalend Studioに遠隔データベースを定義した後で古いバージョンからレポートやプロジェクトをインポートする場合、現在のStudioからレポートを生成して定義されたデータベースに保存できるよう遠隔データベースを移行させる必要はありません。

しかし、Talend Studio[Preferences] (環境設定)ウィンドウに遠隔データベースを設定する前に旧バージョンのStudioからレポートやプロジェクトをインポートする場合は、レポートを生成して定義されたデータベースに保存できるようにするため、このセクションで説明する手順に従って遠隔データベースを移行する必要があります。遠隔データベースのバージョンはTalend Studioのバージョンと必ず一致している必要があります。

始める前に、データプロファイリング項目またはプロジェクトのインポートの説明に従って、Talend Studioの旧バージョンのレポートやプロジェクトが既に移行されていることが必要です。

[Preferences] (環境設定)ウィンドウから遠隔データベースを移行するには、次の手順に従います。

  1. メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)と選択し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを開きます。
  2. [Talend] > [Profiling] (プロファイリング)と展開し、[Reporting] (レポーティング)を選択します。
  3. 遠隔データベースの接続情報を設定し、[Apply] (適用)をクリックします。

    データベースをアップデートするように求める警告メッセージが表示されます。

    ヒント: [Preferences] (環境設定)ウィンドウの[Apply to report editors...] (レポートエディターに適用...)ボタンをクリックした場合、データベースの一括アップグレードを実行できるのはレポートのグループのみで、すべてのレポートに実行することはできません。
  4. OKをクリックしてデータベースのアップグレードを確認し、警告メッセージを閉じます。

    データベースの一括アップグレードを実行できるのはレポートのグループのみです。操作の進行状況を表す情報バーが表示され、続いてデータベースのアップグレードを確認するメッセージが表示されます。

  5. OKをクリックして、確認メッセージと[Preferences] (環境設定)ウィンドウを閉じます。

  6. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[DB Connections] (データベース接続)ノードの中から、定義したMySQLまたはOracle接続を右クリックし、[Reload database list] (データベースリストのリロード)を選択します。

    これにより、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの接続リストに新しく作成されたデータベースが表示されます。レポートエディターで各レポートに異なるデータベースが定義されている場合を除き、現在のStudioで生成されたレポートはすべてこのデータベースに保存されます。

レポートエディターから個別のレポートのデータベースを移行させるには、次の手順に従います。

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで[Reports] (レポート)を展開し、移行させるデータベースが設定されているレポートをダブルクリックします。

  2. エディターの下部および[Database Connection Settings] (データベース接続設定)ビューで、各フィールドに任意のデータベースの設定を入力し、[Check] (確認)をクリックします。

    レポートデータベースのバージョンとTalend Studioのバージョンが異なる場合、レポートデータベースをアップグレードするように求めるメッセージが表示されます。

  3. OKをクリックしてデータベースのアップグレードを確認し、メッセージを閉じます。

    操作の進行状況を表す情報バーが表示され、続いてデータベースのアップグレードを確認するメッセージが表示されます。

  4. OKをクリックして、確認のメッセージを閉じます。

    現在のStudioのバージョンと一致する新しいレポートデータベースが作成されます。

  5. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[DB Connections] (データベース接続)ノードの中から、定義したMySQLまたはOracle接続を右クリックし、[Reload database list] (データベースリストのリロード)を選択します。

    これにより、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの接続リストに新しいレポートデータベースが表示されます。定義されたデータベースに生成された現在のレポートが保存されます。

    ヒント: 現在のStudioにレポートを数多くインポートした場合は、一連のレポートに対して一括データベースアップグレードすれば時間を節約できます。