ほとんどのアプリケーションデータは当然、データベースサーバーにあります。データベースは定期的にバックアップを行うようにしてください。アプリケーションをアップグレードすると、関連する内容(データベーススキーマ、ストアドプロシージャー、インデックス、データ)もアップグレードされます。
Talend Data Catalogソフトウェアの一部は、トレーシング来歴などのストアドプロシージャとして実装されています。Talend Data Catalogの特定のバージョンは、Tomcatアプリケーションサーバー内のソフトウェアのバージョンと、データベース内のソフトウェアのバージョンに対応します。
アップグレードを行う前には必ずデータベースのバックアップを行ってください。
アップグレード処理には数時間を要する場合があり(大きなリポジトリーの場合)、移行中の一時データ用に余分のスペースも必要です。データベースには少なくとも20%の空き容量があることをご確認ください。
ソフトウェアのインストールディレクトリーにはバックアップやアップグレード処理の際に考慮すべき重要なアプリケーションデータやセットアップのカスタマイズデータが含まれていることにも留意してください。
フォルダー | 説明 |
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\postgresql\data | Setupユーティリティで設定されている場合、[Database Server] (データベースサーバー)タブ内に実際のPostgreSQLデータベースデータが含まれています。 |
\data | 以下のアプリケーションデータが含まれています。
このアプリケーションサーバーデータのディレクトリーの実際の場所は、Setupユーティリティを使って[Application Server] (アプリケーションサーバー)タブ内に設定できます。 |
\conf | 以下の設定とカスタマイズが含まれています。
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\tomcat\conf | tomcat.propertiesファイルには、Tomcatポートとメモリのカスタマイズが含まれています。 keystoreファイルには、Setupユーティリティで定義したTomcat SSL 証明書が含まれています。 |
\jre\lib\security | SSLカスタマイズがいくつか含まれています。 これらのディレクトリーは再利用せず、Setupユーティリティを使ってSSLキーを再インストールすることをお勧めします。 |