このシナリオは、パイプラインでコネクターを簡単にセットアップして使用できるようにすることを目的としています。お使いの環境とユースケースに適応させてください。
始める前に
- 出力ログを保持するテスト接続またはデータセットで作成されていること。詳細は、テスト接続のプロパティをご参照ください。
- 空メールを使って顧客データを修正するというタスクがデータスチュワードに割り当てられたものの、一部のメールが見つからないこと。
- Talend Cloud Pipeline Designerでキャンペーンを表示および取得できるキャンペーン所有者ロールを担っていること。詳細は、このドキュメンテーションをご参照ください。
手順
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[Pipelines] (パイプライン)ページで[Add pipeline] (パイプラインを追加)をクリックします。新しいパイプラインが開きます。
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パイプラインに意味のある名前を付けます。
例
Retrieve corrections from Stewardship campaign
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[ADD SOURCE] (ソースを追加)をクリックし、[Campaigns] (キャンペーン)タブに移動し、空メールのフィールドを修正するというタスクが完了したレゾリューションキャンペーンを取得します。
取得されたキャンペーンタスクには
[RESOLVED] (解決済み)状態および以下のタスクが割り当てられたデータスチュワードにより無効なメールを含むフィールドが修正されたことを意味する
[FIXED] (修正済み)タグが付いていることを確認できます。
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をクリックしてField Selectorプロセッサーをパイプラインに追加し、[ID]フィールドと[EMAIL] (メール)フィールドのみを選択して保持できるようにします。設定パネルが開きます。
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プロセッサーに意味のある名前を付けます。
例
select ID and EMAIL fields
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[Advanced] (詳細設定)モードの[Selectors] (セレクター)領域で:
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顧客の識別子に対応するフィールドを選択する場合は、[Input] (入力)リストで.idを選択し、[Output] (出力)リストにIDと入力します。
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顧客のメールに対応するフィールドを選択する場合は、+記号をクリックして新しいエレメントを追加し、[Input] (入力)リストで.EMAILを選択して、[Output] (出力)フィールドにEMAILと入力します。
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[Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
選択されたフィールド(修正されたメールも含めて)は保持され、設定に応じて名前が変更されます。
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[ADD DESTINATION] (デスティネーションを追加)アイテムをクリックし、出力ログを保持するテストデータセットを選択します。
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デスティネーションに意味のある名前(たとえばoutput logs)を付けます。
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デスティネーションの[Configuration] (設定)タブで[Main] (メイン)をクリックします:
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[Log records to STDOUT] (STDOUTにレコードをログ)オプションを有効化し、この出力デスティネーションにログをキャプチャーします。
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[Save] (保存)をクリックして設定を保存します。
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Talend Cloud Pipeline Designerの上部ツールバーで[Run] (実行)ボタンをクリックするとパネルが開き、実行プロファイルを選択できるようになります。
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リストで実行プロファイルを選択し(詳細は実行プロファイルをご覧ください)、[Run] (実行)をクリックしてパイプラインを実行します。
タスクの結果
パイプラインは実行となり、修正された顧客のメールが取得され、定義したデスティネーションにログがキャプチャーされます。
次のタスク
- データスチュワードに見つからないメールが発見できなかったら、Talend Cloud Pipeline Designerでキャンペーンから無効なフィールドを削除できるようになります。