手動によるパッチの適用Talend Data Catalog
パッチとはバグの修正が含まれているソフトウェアアップデートのことです。
パッチは累積的であるため、すべての収集エージェントをはじめとして、インストールが最新の状態に保たれるよう、Talend Data Catalogでは利用可能な最新のパッチを適用することをお勧めしています。
利用できるパッチファイルは2種類ありますが、どちらも.zip形式のみです。両方とも同じ方法でインストールします。同時に適用する場合は古いタイムスタンプのものを最初に適用し、その後に新しいものを適用します。このページの
- x.yは、パッケージのバージョン番号(メジャー.マイナー)を表します。
- YYYYMMDDは、パッケージのタイムスタンプを表します。
ファイル名 | 説明 | メモ |
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TDC-CumulativePatch-x.y-yyyymmdd.zip | パッケージにはTalend Data CatalogアプリケーションサーバーとUI用のパッチが含まれています。 | オペレーティングシステムに応じて、ファイルの次のフォルダーの内容を使います。
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TDC-bridges-CumulativePatch-x.y-yyyymmdd.zip | パッケージにはTalend Data Catalogのインポートブリッジとエクスポートブリッジ用のパッチが含まれています。 | オペレーティングシステムに応じて、ファイルの次のフォルダーの内容を使います。
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パッチは.zipファイルとして提供されており、Windowsサーバーへのインストールに必要な.dllファイルがすべて含まれている場合があります。LinuxとUNIXでは、このファイルを解凍してbinサブフォルダー内の.dllファイルと.exeファイルを削除し、フォルダー構造を適切なアーカイブファイル形式(.tbz2など)に再圧縮できます。
また、ModelBridgeList-yyyymmdd.xmlという別のパッチファイルをダウンロードしてインストールに適用することもできます。このファイルには新しいブリッジや更新されたブリッジがいくつか含まれていることがあります。
Talend Data Catalogパッチを手動で適用する
パッチを収集エージェントのインストールに適用する場合、ステップ2、4、8、9は必要ありません。
始める前に
- マシンにパッチをダウンロード済みであること。累積パッチのダウンロードに関する情報を含め、Talendから送信されたメールを参照してください。
- ModelBridgeList-yyyymmdd.xmlファイルをマシンにダウンロードし、名前がModelBridgeList.xmlに変更済みであること(必要な場合)。
手順
UIからのTalend Data Catalogパッチの適用
アップグレード操作で、UIからサーバーにパッチを適用します。
Talend Data Catalogパッチの種類の詳細は、Talend Data Catalogパッチの適用をご覧ください。
始める前に
- マシンにパッチをダウンロード済みであること。累積パッチのダウンロードに関する情報を含め、Talendから送信されたメールを参照してください。
- 管理者グループに割り当てられたユーザーとしてサインインしていること。
手順
- に移動します。
- ヘッダーで、[Upgrade] (アップグレード)アイコンをクリックします。
- [Browse...] (参照...)をクリックしてファイルを選択します。
- [UPGRADE] (アップグレード)をクリックしてパッチを適用します。