このタスクについて
Studioでは、[Preferences] (環境設定)ウィンドウで定義されたデフォルトのレポートデータベースまたはコンテキスト接続(遠隔データベースのセットアップを参照)とは別のデータベースに個別のレポートを保存することができます。
前提条件: StudioでProfilingパースペクティブを選択していること。
現在のレポートのデータベース接続を構成するには、次の手順に従います。
手順
-
[DQ Repository] (DQリポジトリ)ツリービューで[Reports] (レポート)を展開し、開くレポートをダブルクリックします。
遠隔データベースのセットアップで説明されているように、デフォルトレポートデータマートまたはコンテキスト接続をStudioの[Preferences] (環境設定)ウィンドウで定義済みの場合、接続設定には予めデフォルトのデータマートまたはコンテキスト変数が入力されています。
-
コンテキストデータマート接続を設定するには、[Contexts] (コンテキスト)ビューの
ボタンをクリックして、Studioの[Repository] (リポジトリ)からコンテキスト変数を選択します。
詳細は、コンテキスト変数を使用したレポートデータベースへの接続を参照して下さい。 -
データマート接続を設定するには、次の手順に従います。
-
[DB Type] (DBタイプ)リストから、現在のレポート結果を保存するデータベースを選択します。
-
個々の接続フィールドで、または[Url]フィールドに直接、接続パラメーターを定義します。
[Url]フィールド内のパラメーターを変更すると、個々のフィールド内のパラメーターも自動的に変更されます。逆も同様です。
-
[DB Name] (DB名)では、レポート結果のアクセス元となるData Qualityポータルのインストール時に定義したデータベース名を使用します。詳細は、『Talend Installation and Upgrade GuideTalend Installation and Upgrade Guide』を参照して下さい。
MySQLの場合:[DB Name] (DB名)フィールドに対して、次のいずれかを行います。-
データベースに存在しないデータベース名(カタログ)を入力します。Studioは新しいカタログを作成し、分析やレポートの保存に必要なテーブルすべてを生成します。または、
-
デフォルトのデータベース名を使用します(talend_dq)。このデータベースで、すべての分析と生成されたレポートの結果にアクセスできます。
ローカルMySQLにIPV6アドレスフォーマットを使用している場合は、論理ホスト名localhostを使用してデータベース接続を設定し、これをホストファイルのIPV6ローカルアドレス[::1]にマップします。この処理を行わないと、ポータルの起動が失敗します。Oracle の場合:-
[SID]、[Service Name] (サービス名)、またはOCIの[Service Name] (サービス名)フィールドに既存のデータベース名を入力します。
-
[Schema] (スキーマ)フィールドに、[User] (ユーザー)フィールドで指定されたユーザーがアクセス可能なOracleスキーマを入力するか、空欄のままにしておきます。このフィールドを空欄にしておくと、定義されたユーザーのデフォルトスキーマにレポートが書き込まれます。
PostgreSQLまたはMicrosoft SQL Serverの場合は、接続情報をデータベースに入力します。データマートを作成する場合は、PostgreSQLまたはMicrosoft SQL Serverのデフォルトスキーマのみ使用できます。Microsoft SQL Serverの場合、Windows認証で接続するには、[User] (ユーザー)と[Password] (パスワード)のフィールドを空のままにしておきます。Microsoft SQL Serverデータベースへの接続を設定するための詳細は、一部のデータベースについて必要な知識を参照して下さい。警告: 定義されたデータベースにレポートが書き込まれるよう、指定されたユーザーに十分なシステム権限があることを確認して下さい。詳細は、『Talend Installation and Upgrade Guide』を参照して下さい。 -
-
[Check] (チェック)をクリックして接続の状態を確認します。
データベース(カタログ)が存在しない場合は作成するかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。レポートエディターで定義するデータベースのバージョンがStudioのバージョンよりも古い場合は、アップグレードするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。詳細は、遠隔データベースの移行を参照して下さい。
-
[OK]をクリックして、メッセージを閉じます。
確認のメッセージが表示されます。
- [OK]をクリックして、確認のメッセージを閉じます。
- レポートエディターツールバーにある保存アイコンをクリックして、データベースの設定を保存します。
-
現在のレポートを実行します。
定義されたデータベースにレポートが書き込まれます。新しいデータベースの接続に失敗しても、現在のレポートを実行することができます。この場合、Studioの[Preferences] (環境設定)ウィンドウで定義されたデータベースにレポートが書き込まれます。