データマッピングを使って作業 - 7.3

Talend Data Catalogユーザーガイド

Version
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Data Catalog
Content
データガバナンス
Last publication date
2023-08-09

データフローのプロセスによっては、ブリッジを使って収集できないものがあります。そのようなプロセスがTalend Data Catalogでモデル化されていないと、来歴とインパクト分析の回答との間にギャップが生じ、お使いのシステムの物理的アーキテクチャーの全体像が不完全なものになってしまいます。

データマッピング仕様とは、一部のソースモデルからターゲットモデルのエレメントへというデータ「フロー」の高度な論理定義のことです。

このマッピングは、Webベースでシンプルなドラッグ&ドロップ型のマッピング仕様エディターを使って指定します。マッピングの定義には記述的なテキストを使います。また、操作エディターで疑似操作を定義することもできます。

データマッピングには次の2タイプのマッピングが含まれています:
  • クエリーマッピング: 最も柔軟なマッピングです。ターゲットテーブル内のすべてのカラムについて、カラムごとのマッピング定義を行います。カラムには結合、フィルター、変換などを含めることができます。1つのターゲット分類子につき、1つのクエリーマッピングが定義されます。

    クエリーマッピングを定義する時は、設定で定義されているどのデータストアモデルのターゲット分類子でも使用できます。同様に、どのデータストアモデルのソースでも使用できます。ソース分類子の数は多くてもよいため、同じマッピングにある複数のソースコンテンツが使用される場合もあります。

  • バルクマッピング: カラム名や位置が一致するソーステーブルとターゲットテーブルで使用されます。フィルターも定義できるため、カラムレベルでのマッピングはシンプルで、名前または位置の一致となります。1つのターゲットスキーマと1つのソーススキーマにつき、1つのバルクマッピングが定義されます。