tXMLMapの操作 - Cloud - 8.0

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
8.0
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-28
注: このセクションに入る前に、前のtMap のセクションをお読みになり Talend マッピングコンポーネントの基本を習得されることをお勧めします。

tXMLMapは、[Document] (ドキュメント)データ型を利用してXMLデータを処理するために最適化されており、多くの場合、階層データ(XML)とフラットデータの組み合わせで変換処理されます。[Document] (ドキュメント)タイプでは、完全なユーザー固有XMLフローが処理されます。tXMLMapを使用すると、入力または出力フローを必要なだけ視覚的にマップエディターに追加し、これらのフローで次のような操作が可能です。

  • データの多重化および逆多重化

  • あらゆるタイプのフィールドのデータ変換(特に、[Document] (ドキュメント)タイプ)

  • さまざまなモデルでのデータマッチング(たとえば、[Unique match] (完全一致)など。関連項目: 明示的結合を使用)

  • 入力および出力の両側で自動化されたXMLツリーの構築

  • 内部結合および左外部結合(関連項目: 内部結合を使用)

  • [Load once] (一括ロード)などのモデルを使用して、フラットデータやXMLデータを含めデータソースを横断的にルックアップ(関連項目:ルックアップを処理)

  • フィールドの連結と交換

  • 制約を利用したフィールドのフィルター処理

  • データのリジェクト

tMapと同様、マップエディターを使用して操作を行う必要があります。マップエディターを開くには、デザインワークスペースのtXMLMapアイコンをダブルクリックするか、tXMLMapコンポーネントの [Basic settings] (基本設定) ビューの[Map Editor] (マップエディター)の横の[...]ボタンをクリックします。

tXMLMapおよびtMapでは、ほとんどの操作において共通のアプローチが使用されています。そのため以下のセクションでは、階層XMLデータの処理を専門に行うtXMLMapの操作についてのみ説明しています。

階層データに関連する操作は次のとおりです。

  • [Document] (ドキュメント)タイプを使用してXMLツリーを作成

  • 出力XMLデータを管理

  • XMLツリースキーマを編集する

以降のセクションでは、関連する詳細について説明しています。

注: tMapとは異なり、tXMLMapではディスクのディレクトリーに一時データを保存するための[Store temp data] (一時データ格納)オプションは提供されません。このtMapのオプションの詳細は、tMapの使用におけるメモリ制限問題の解決をご覧ください。