このタスクについて
WHERE句を使用したビジネスルールがインジケーターとして追加されているテーブル分析の結果に対して既製ジョブを生成することができます。このジョブは有効または無効な行を再取得し、それらを出力ファイルまたはデータベースに書き込みます。
前提条件: SQLビジネスルールを使用したテーブル分析が作成されて実行されていること。詳細は、単純なSQLビジネスルールでテーブル分析を作成するを参照して下さい。
分析対象テーブルの有効または無効な行を再取得するジョブを生成するには、次の手順に従います。
手順
- 単純なSQLビジネスルールでテーブル分析を作成するで説明されている手順を実行し、SQLビジネスルールを使用したテーブル分析を作成します。
- テーブル分析を実行します。
-
[Analysis Results] (分析結果)ビューで、分析対象カラムの名前の下の[Business Rule Indicator] (ビジネスルールインジケーター)をクリックします。
ビジネスルールで生成されたグラフと、マッチングの結果の詳細を示すテーブルが表示されます。
-
結果テーブルのルールの行を右クリックして、[Generate Jobs] (ジョブの生成)を選択します。
[Job Selector] (ジョブ選択)ダイアログボックスが表示されます。
-
ダイアログボックスで次を選択します。
オプション
目的
[generate an ELT job to get only valid rows] (有効行のみ取得するELTジョブを生成)
分析対象テーブルの有効な行を出力ファイルに書き込む抽出、ロード、変換プロセスを使用するジョブを生成します。
[generate an ELT job to get only invalid rows] (無効行のみ取得するELTジョブを生成)
分析対象テーブルの無効な行を出力ファイルに書き込む抽出、ロード、変換プロセスを使用するジョブを生成します。
この例では、[generate an ETL job to get only invalid rows] (無効行のみ取得するETLジョブを生成)オプションを選択します。生成されたジョブは、テーブルのすべての無効な行を出力します。無効な行は、分析で使用したビジネスルールに一致しない行です(年齢が18未満の顧客)。 -
ダイアログボックスで、[Finish] (終了)をクリックします。
Integrationパースペクティブに生成されたジョブが開きます。ジョブの最初のコンポーネントのプロパティは、テーブル分析で使用されたデータベース接続に従って事前定義されています。
- 必要に応じて、異なる出力コンポーネントを使用してそのプロパティを定義し、異なるファイルのタイプまたはデータベースなどで無効な行を再取得することもできます。
-
ジョブを保存し、F6を押して実行します。
18才未満のすべての顧客の行が、指定された出力ファイルに書き込まれます。