各MDMプロジェクトには、少なくとも1つのMDMサーバーへの接続が必要です。
Talend Installerを使用してTalend製品をインストールした場合、MDMサーバーはシステム起動時に自動的に起動します。起動しない場合は、Talend製品ディレクトリの下にあるmdmフォルダーに移動し、start_mdm
バッチコマンドを実行します。
インストール手順の詳細は、 『Talendインストレーションガイド』を参照して下さい。
Talend Studioの起動については、初回のStudioの起動を参照して下さい。
始める前に
Talend Studioを起動する前に、MDMサーバーが実行されていることを確認します。
手順
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Studioのメインウィンドウにあるサーバーエクスプローラーパネルで
ボタンをクリックし、新しいMDMサーバーの場所を指定します。
[Add Server Location] (サーバーの場所を追加)ダイアログボックスが開きます。
複数の異なる資格情報を使用して、MDMサーバーへの有効な接続を複数設定することができます。
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[Name] (名前)フィールドに接続先とするMDMサーバーの名前または説明を入力します。
このエイリアスを選択して、Studio内の別のポイントからサーバーを参照することができます。これにより、MDM関連の統合ジョブとクオリティジョブのデプロイが簡略化されます。
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[Server] (サーバー)フィールドに、接続先とするMDMサーバーのURLを入力します。
サーバーURLは次の構造になります: http://[server address or server name]:[server port]/talendmdm/services/soap
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ユーザー名にadmin、パスワードにtalendと入力します。
Talend管理者としてStudioに接続した場合は、Studio内でロールとアクセス制御のみを管理する権限を持ち、[System-Admin] (システム管理者)の権限はありません。ユーザーのロールとアクセス権については、『Talend Studioユーザーガイド』を参照して下さい。
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接続時に毎回パスワードを入力しなくて済むようにログインクレデンシャルを保存する場合は、[Share Password] (パスワードの共有)チェックボックスをオンにします。
このオプションは、SVNまたはGitのプロジェクトにのみ適用されます。ローカルプロジェクトについては選択不可となっています。
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[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
タスクの結果
これで、MDMサーバーへの接続が作成されました。