手順
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デザインワークスペースで、tFileExistを選択して、[Component] (コンポーネント)タブをクリックし基本設定を定義します。
- [File name] (ファイル名)フィールドで、ファイルパスを入力するか、存在するかどうかを確認したいファイルを参照します。
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デザインワークスペースで、tFileInputDelimitedを選択して、[Component] (コンポーネント)タブをクリックし基本設定を定義します。
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読み取る入力ファイルを参照して、 [File name] (ファイル名)フィールドに入力します。
警告:
ファイルのパスにアクセント記号付きの文字が含まれていると、ジョブの実行時にエラーメッセージが表示されます。
- 該当するフィールドに、行とフィールドの区切り記号を設定します。
- 必要に応じて、ヘッダー、フッター、処理行の数を設定します。このシナリオでは、テーブルにヘッダーが1つあります。
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[Schema] (スキーマ)を[Built-in] (組み込み)に設定し、[Edit schema] (スキーマの編集)ボタンをクリックして、tFileOutputDelimitedコンポーネントに渡すデータを定義します。このシナリオでは、読み取り対象のファイルである、ファイル2に存在するデータを定義します。
スキーマタイプについては、『 Talend Studio ユーザーガイド』を参照してください。ファイル2のスキーマは、Num、Ref、Price、Quant、およびtaxの5つのカラムで構成されています。
- デザインワークスペースで、tFileOutputDelimitedコンポーネントを選択します。
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[Component] (コンポーネント)タブをクリックして、tFileOutputDelimitedの基本設定を定義します。
- プロパティタイプを[Built-in] (組み込み)に設定します。
- [File name] (ファイル名)フィールドで、Ctrl+Spaceを押して変数リストにアクセスし、グローバル変数FILENAMEを選択します。
- 該当するフィールドに、行とフィールドの区切り記号を設定します。
- このシナリオのファイル2にはヘッダーが含まれているため、[Include Header] (ヘッダーを含める)チェックボックスをオンにします。
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[Schema] (スキーマ)を[Built-in] (組み込み)に設定し、[Sync columns] (カラムの同期)をクリックして、出力ファイルスキーマ(ファイル1)と入力ファイルスキーマ(ファイル2)を同期させます。
- デザインワークスペースで、tMsgBoxコンポーネントを選択します。
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[Component] (コンポーネント)タブをクリックして、tMsgBoxの基本設定を定義します。
- Ifコンポーネントをリンクをクリックすると、[Basic settings] (基本設定)ビューにそのプロパティが表示されます。
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[Condition] (条件)パネルで、Ctrl+Spaceを押して変数リストにアクセスし、グローバル変数EXISTSを選択します。変数の前にエクスクラメーションマークを入力して、変数の意味を無効にします。