tDataStewardshipTaskOutputコンポーネントを設定して、Talend Data Stewardshipで既に定義されており、入力ファイルのデータと同じデータモデルを持つ[CRM Data Deduplication] (CRMデータ重複除去)キャンペーンに類似したレコードのグループを読み込みます。
手順
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tDataStewardshipTaskOutputコンポーネントをダブルクリックして、[Basic setting] (基本設定)ビューを開きます。
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[URL]フィールドに、アプリケーションのアドレスを/data-stewardship/のサフィックスを付けて入力します(例、http://localhost:19999/data-stewardship/)。
Talend Cloud Data Stewardshipを使用している場合は、対応するデータセンターのURLを使用してアプリケーションにアクセスします。たとえば、AWS USデータセンターの場合はhttps://tds.us.cloud.talend.comです。
利用できるデータセンターのURLは、Talend CloudのリージョンとURLを参照してください。
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[Username] (ユーザー名)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドにログイン情報を入力します。
パスワードを入力するには、フィールドの横にある[…]をクリックし、開いたダイアログボックスの二重引用符の間にパスワードを入力して[OK]をクリックします。Talend Cloud Data Stewardshipを使用していて:
- SSOが有効な場合は、アクセストークンをフィールドに入力します。
- SSOが有効でない場合は、アクセストークンまたはパスワードをフィールドに入力します。
- [Find a campaign] (キャンペーンの検索)をクリックして、Talend Data Stewardshipで定義されていて、所有者であるかアクセス権のあるキャンペーンを一覧表示するダイアログボックスを開きます。
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カラムヘッダーをクリックすると、テキストカラムではアルファベット順に、日付カラムでは時系列にリストが並べ替えられて表示されます。タスクを書き込むキャンペーンを選択し、[CRM Data Deduplication] (CRMデータ重複除去)をクリックして、[OK]をクリックします。
[Label] (ラベル)および[Type] (タイプ)フィールドには、キャンペーンメタデータが自動的に入力されます。
選択したキャンペーンのデータモデルはアプリケーションから取得され、読み取り専用になります。一部のカラムは、以下を含めてデフォルトで追加されます:TDS_DUE_DATE
では、YYYY-MM-DD HH:mm:ss
の形式でタスクの期日が指定されます。期日は、キャンペーンで定義したタスクの解決の遅延に応じて自動的に計算されます(該当する場合)。TDS_EXTERNAL_ID
を使用して、ジョブで定義したタスク識別コードを指定できます。TDS_GID
では、タスク内のレコードをグループ化できます。単一のタスク内でグループ化するソースレコードにはすべて、同じTDS_GID
が必要です。TDS_MASTER
は、レコードがマスターとソースレコードのどちらであるかを示します。特定のタスクに対してマスターとして設定されているソースがない場合、Talend Data Stewardshipでは、キャンペーン作成時に定義したサバイバーシップルールに基づいてマスターレコードを作成するために使用する、一致レコードの属性が決定されます。
必要に応じて[Edit Schema] (スキーマの編集)をクリックしてスキーマを表示できます。
tDataStewardshipTaskOutputの出力スキーマでは、デフォルトで生成されるものを除き、最初のデータ型に関係なく、すべてのカラムに常に
String
型が使用されます。 - Talend Data Stewardshipで定義されているスキーマの種類が一致しない場合も新しいタスクを読み込むには、[Override enforcement of data model] (データモデルの強制上書き)チェックボックスをオンにします。
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[Merging] (マージング)キャンペーンに書き込むタスクのメタデータを以下のように設定します:
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[State] (状態)リストから書き込むタスクを選択し、[New] (新規)ステータスを割り当てます。
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[Assignee] (割り当て先)リストから[No Assignee] (割り当て先なし)を選択して、キャンペーン参加者の割り当てを待機しているキャンペーンにタスクを書き込みます。
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[Priority] (優先度)リストでデフォルト値を変更しないでください。
レベルが選択されない場合、デフォルトでは[Medium] (中)が使用されます。
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[Tags] (タグ)フィールドに、タスクに関連付けるタグを入力し、コンマを使って複数のタグを分割します。
このタグを使用して、キャンペーンにロードするタスクをフィルタリングできます。
- [Comments] (コメント)テーブルに、必要に応じて1つまたは複数のカラムのコメントを入力します。
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[Advanced settings] (詳細設定)をクリックして、対応するビューを開き、各回のコミットに含めるタスクの数を[Max tasks per commit] (コミットごとの最大タスク数)フィールドに設定します。
Talend Data Stewardshipのバッチサイズに制限はありません(オンプレミス)。ただし、Talend Cloud Data Stewardshipのコミットごとに200タスクを超過しないようにしてください。そうしないとジョブは失敗します。