Artifact Repositoryのグレーの円は、以下のすべてを保存するアーティファクトリポジトリを表しています:
- ダウンロード可能なSoftware Updates (ソフトウェアアップデート)。
- Talend Studioからパブリッシュされ、いつでもTalend Runtimeでデプロイおよび実行できるルートとサービス。
TALEND実行サーバーのブロックは、Talend Administration Center (TAC) Webアプリケーションでセットアップされた実行スケジュールによって技術的プロセスを実行する実行サーバーを表します。実行サーバーは以下のようになります:
- 情報システム内でデプロイしている1つまたは複数のTalend Runtimes (実行コンテナ)。Talend Runtimeでは、Talend Administration Center (TAC) Webアプリケーションで定義されたセットアップに従って、技術的プロセスをデプロイおよび実行します。これらのプロセスは、Talend Studioにより構築されたジョブで、GitまたはSVNサーバー、アーティファクトリポジトリーから取得されたルートおよびサービスで一元管理されます。
サービスやルートアーティファクトをデプロイするTalend Runtimeが複数ある場合は、必要に応じて負荷を分散することができます。Talend RuntimeのすべてのインスタンスはService Locatorを通じてお互いにコミュニケーションを取り、Talend Administration Center (TAC)でデプロイが設定された1つまたは複数のアーティファクトのデプロイ・実行対象となりそうなインスタンスを識別します。デプロイメントのために選ばれたTalend Runtimeは、アーティファクトをアーティファクトリポジトリーからデプロイおよび実行するよう要求し、アーティファクトリポジトリーは、それらをデプロイおよび実行するTalend Runtimeに対して、実行時に必要とされるアーティファクトを含むすべてのアーティファクトを送信します。
- 情報システム内でデプロイしている1つまたは複数のTalend JobServerでは、Talend Administration Center (TAC) Webアプリケーションで設定した日時やイベントのスケジュールに従って技術プロセス(ジョブ)を実行します。
エンドユーザーは、Talend Studioから技術的プロセスをリモート実行サーバーに直接転送できます(遠隔実行)。
注:Talendで配信されるTalend JobServerファイル(「エージェント」)は、各実行サーバーにインストールして、操作可能にする必要があります。
詳細は、Talend JobServerのインストールと設定を参照して下さい。