出力コンポーネントを追加して設定するには以下の手順に従い、この例では、tFileOutputDelimitedを追加します。
手順
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tMapコンポーネント定義の次に、別のaddComponent {}関数を入力して、この関数内にsetComponentDefinition {}関数と最小限必要なパラメーターを入力して、出力コンポーネントを追加します。
addComponent { setComponentDefinition { TYPE: "tFileOutputDelimited", NAME: "tFileOutputDelimited_1", POSITION: 736, 256 } }
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setComponentDefinition {}関数の次に、setSettings {}関数とパラメーターを入力して、次のコンポーネントプロパティを定義します。
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出力ファイルのパス
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出力ファイルにヘッダーを含めるかどうか
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出力ファイルのエンコーディングタイプ
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指定の出力ファイルが既に存在している場合に、エラーを発生させ、ジョブの実行を停止するかどうか
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デザインワークスペース上で、生成されたジョブに表示されるコンポーネントのラベル
setSettings { FILENAME : "\"E:/Talend/data/output/consolidated_list.csv\"", INCLUDEHEADER : "true", ENCODING : "\"UTF-8\"", ENCODING:ENCODING_TYPE : "UTF-8", FILE_EXIST_EXCEPTION : "false", LABEL : "consolidated_list" }
警告:メタ文字を指定する場合、必ずバックスラッシュ(\)を使用してください。
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setSettings {}関数の次に、addSchema {}関数を入力して、出力コンポーネントのスキーマを定義します。
このスキーマのカラム定義は、直前のコンポーネントtMapで定義されている出力スキーマのカラム定義と同じである必要があります。
addSchema { NAME: "tFileOutputDelimited_1", CONNECTOR: "FLOW", LABEL: "out" addColumn { NAME: "id", TYPE: "id_Integer", LENGTH: 2 } addColumn { NAME: "full_name", TYPE: "id_String" } addColumn { NAME: "age", TYPE: "id_Integer", LENGTH: 2 } addColumn { NAME: "city", TYPE: "id_String" } }