tFileInputJSON の標準プロパティ - 7.3

JSON

Version
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > ファイルコンポーネント > JSON
データガバナンス > サードパーティーシステム > ファイルコンポーネント > JSON
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > ファイルコンポーネント > JSON
Last publication date
2024-02-22

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtFileInputJSONを設定するために使われます。

標準tFileInputJSONコンポーネントは、インターネットファミリーとファイルファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Property Type] (プロパティタイプ)

[Built-in] (組み込み)[Repository] (リポジトリー)のいずれかです。

 

[Built-In] (組み込み): 一元的に保存されるプロパティデータはありません。

 

[Repository] (リポジトリー): プロパティが保存されているリポジトリーファイルを選択します。

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

  • [Built-in] (組み込み): そのコンポーネントに対してのみスキーマを作成し、ローカルに保管します。

  • [Repository] (リポジトリー): スキーマは作成済みで、リポジトリーに保管されています。さまざまなプロジェクトやジョブデザインで再利用できます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。
注: 変更を加えると、スキーマは自動的に組み込みになります。
  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

[Read By] (読み取り)

ファイル内のJSONデータを抽出する方法を選択します。

  • JsonPath: JSONPathクエリーに基づいてJSONデータを抽出します。このオプションを選択すると、APIバージョンドロップダウンリストから、JSONPath APIバージョンを選択する必要があります。より良いパフォーマンスを得るためには、JSONPathでデータを読み取ることをお勧めします。

  • Xpath: XPathクエリーに基づいてJSONデータを抽出します。

  • [JsonPath without loop] (ループのないJsonPath): ループノードを設定せずにJSONPathクエリーに基づいてJSONデータを抽出します。

[Use Url] (URLを使用)

Webから直接データを取得するには、このチェックボックスをオンにします。

URL

データを取得するURLパスを入力します。

このフィールドは、[Use Url] (URLを使用)が選択されている場合のみ利用可能です。

[Filename] (ファイル名)

データを取得するファイルを指定します。

[Use Url] (URLを使用)チェックボックスをオンにすると、このフィールドは表示されません。

警告: エラーを避けるために、このフィールドには(相対パスの代わりに)絶対パスを使用します。

[Loop Json query] (Jsonクエリーをループ)

ループのベースとなるノードのJsonpathまたはXPathを入力します。

[Read By] (読み取り)ドロップダウンリストから[Xpath]を選択した場合は、代わりに[Loop Xpath query] (Xpathクエリーをループ)フィールドが表示されます。

[Mapping] (マッピング)

スキーマで定義されたカラムを対応するJSONノードにマップするには、このテーブルを完成させてください。

  • [Column] (カラム): [Column] (カラム)セルには、定義されたスキーマカラム名が自動的に入力されます。

  • Json query/JSONPath query(Jsonクエリー/JSONPathクエリー): 目的のデータを保持するJSONPathノードを指定します。JSONPath式の詳細は、http://goessner.net/articles/JsonPath/をご覧ください。

    このカラムは、[Read By] (読み取り)リストからJsonPathが選択されている場合のみ利用できます。

  • [XPath query] (XPathクエリー): 目的のデータを保持するXPathノードを指定します。

    このカラムは、[Read By] (読み取り)リストからXpathが選択されている場合のみ利用できます。

  • [Get Nodes] (ノードを取得): このチェックボックスをオンにすると、すべてのノードのJSONデータを抽出、または特定のノードの横にあるチェックボックスをオンにしてそのノードのデータを抽出します。

    このカラムは、[Read By] (読み取り)リストからXpathが選択されている場合のみ利用できます。

Die on error (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスをオンにすると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスをオフにします。必要に応じてRow > Rejectリンクを使用してエラー発生時に行を収集できます。

詳細設定

[Advanced separator (for numbers)] (詳細区切り文字: 数値)

数値に使用する区切りを変更する場合は、このチェックボックスをオンにします。デフォルトでは、桁区切りはコンマ(,)で、小数点区切りはピリオド(.)です。

[Thousands separator] (3桁区切り): 数字3桁の区切り文字を定義します。

[Decimal separator] (小数点区切り): 小数点の区切り文字を定義します。

[Use the loop node as root] (ループノードをルートとして使用する)

ループノードをファイルをクエリーするためのルートとして使用するには、このチェックボックスをオンにします。

ループノードは[Basic Settings] (基本設定)ビューの[Loop Json query] (Jsonクエリーをループ)テキストフレームで設定します。このオプションがオンの場合は、ループノードの子エレメントのみがクエリーに使用できます。オフの場合は、ループノードの親エレメントと子エレメントの両方がクエリーに使用できます。親エレメントの指定は、JSONパス構文から行います。

このチェックボックスは、[Basic settings] (基本設定)ビューの[Read By] (読み取り)ドロップダウンリストでJsonPathが選択されている場合にのみ使用できます。

[Validate date] (データの検証)

このチェックボックスをオンにすると、日付形式が入力スキーマに対して厳密にチェックされます。

これらのプロパティは、[Read By XPath] (XPathで読み取る)チェックボックスが選択されている場合にのみ使用できます。

[Encoding] (エンコーディング)

一覧からエンコードの種類を選択するか、[Custom] (カスタム)を選択して手動で定義します。このフィールドはデータベースのデータ処理で必須です。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルやコンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 処理された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、ジョブの開始コンポーネントであり、必ず出力リンクが必要です。