Talend Runtimeには、実行サーバー、Talendランタイムコンテナ、およびそのインフラストラクチャサービス(サービスロケーター、サービスアクティビティモニタリング、セキュリティトークンサービスなど)が含まれます。
これらすべての機能をフルに活用するには、次の手順に従います。
手順
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Talend Runtimeインストールディレクトリのサブディレクトリ<TalendRuntimePath>\container\binに進みます。
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trun.bat (Windows)またはtrun.sh (Linux)を実行します。
コンテナが開始すると、簡単な手順(以下の画面に類似)に続き、Talendランタイムコンテナコンソールのコマンドプロンプトが表示されます。
Hit '<tab>' for a list of available commands
and '[cmd] --help' for help on a specific command.
Hit '<ctrl-d>' or type 'system:shutdown' to shutdown TRUN.
karaf@trun()>
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Talendランタイムコンテナを起動したら、インストールが完了するまで数秒待ってから次の手順に進みます。TalendランタイムコンテナはKarafに基づいてビルドされており、Karafによりコア以外のバンドルがバックグラウンドで開始します。そのため、コンソールが既に使用可能な場合でもコマンドが使用できない場合があります。
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コンソールのプロンプトkaraf@trun>で、listコマンドを実行します。
これにより、TalendランタイムコンテナにインストールされたすべてのOSGiバンドルがリスト表示され、バンドルがアクティブであるかどうかが示されます。
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TalendランタイムコンテナとそのOSGiバンドルが開始したら、tesb:start-allコマンドを実行して、全てのインフラストラクチャサービスを一度に開始します。
これで、サービスロケーター、サービスアクティビティモニタリングおよびセキュリティトークンサービスのサービスがTalendランタイムコンテナの機能として実行されます。
タスクの結果
Talendランタイムコンテナおよび上記の各サービスを個々に起動またはスタンドアロンとして起動する方法は、Talend Open Studio for ESB インストールおよびアップグレードガイドを参照して下さい。
Talendランタイムコンテナの詳細、およびその操作方法の詳細は、『Talend ESB Container管理ガイド』を参照して下さい。
Talend ESBインフラストラクチャサービスの詳細は、『Talend ESBインフラストラクチャサービス設定ガイド』を参照して下さい。