このアーキテクチャー図は、Talendデータカタログの機能ブロックおよび相互関係について説明しています。
次のような機能ブロックが定義されています:
- [Clients] (クライアント)ブロックにはWebブラウザーとREST APIが含まれています。
WebブラウザーまたはREST APIから、Talendデータカタログ Webアプリケーションにアクセスします。モデルの作成、メタデータのインポート、来歴の追跡、メタデータリポジトリーの管理、エンタープライズアーキテクチャーの設計、管理タスクの処理をここで行います。
- サーバーブロックにはTalendデータカタログ Webアプリケーションが含まれています。ここでApache Tomcatの埋め込みサーバーを使用したり、標準のWebアプリケーションを実行したりします。このサーバーにアクセスできるポート番号はデフォルトで11480です。Talendデータカタログ Webアプリケーションの内容は次のとおりです。
- メタデータ管理、データガバナンス、データカタログ作成用のメタデータ管理アプリケーション
- メタデータ保存用のメタデータリポジトリー
- メタデータのインポートおよびエクスポート用のメタデータ収集アプリケーション
- データベースブロックには、メタデータの保存や取得、および計算の実行に使用するデータベースが含まれています。サポート対象のデータベースは、Oracle、PostgreSQL、MS SQL Serverです。
- リモートメタデータ収集エージェントブロックには、リモートマシンにインストールされているメタデータ収集サーバーが含まれています。Talendデータカタログは、メタデータソース技術に対してインポートやエクスポートを行うエージェントとしてこのマシンを使用します。