メタデータをインポート - Cloud

Talend Cloud Data Catalogユーザーガイド

Version
Cloud
Language
日本語
Product
Talend Cloud
Module
Talend Data Catalog
Content
データガバナンス
Last publication date
2023-11-13

[Metadata Management] (メタデータの管理)機能を持つオブジェクトロールが割り当てられていること。

新しいモデルを作成

  1. [MANAGE] (管理) > [Repository] (リポジトリー)、または[MANAGE] (管理) > [Configuration] (設定)に移動します。
  2. Repository Managerからリポジトリーアイコンを右クリックするか、設定マネージャーから[Add] (追加)ボタンをクリックします。
  3. [New] (新規) > [Model] (モデル)、または[Model] (モデル)をクリックします。
  4. 次のフィールドに入力します。
    フィールド 説明
    [NAME] (名前) モデルの名前を入力します。
    [IMPORT SERVER] (インポートサーバー) インポートサーバーを選択します。

    たとえばデフォルトサーバーやリモート収集サーバーが使用できます。

    [IMPORT BRIDGE] (インポートブリッジ) ソーステクノロジーツールまたは形式をドロップダウンリストから選択します。

    検索ボックスでブリッジリストをフィルタリングできます。

    [Group by] (グループ基準)[Vendor] (ベンダー)または[Category] (カテゴリー)をクリックしてブリッジをソートできます。

  5. [OK]をクリックします。
  6. [Overview] (概観)タブでは、説明とラベルを追加できます。
  7. [Options] (オプション)では、[Propagate documentation] (ドキュメンテーションをプロパゲート)オプションを有効または無効にできます。このオプションはデフォルトで無効になっています。
    [Propagate documentation] (ドキュメンテーションをプロパゲート)オプションでは、データドキュメンテーションのプロパゲーションを制御できます。このオプションは、図、結合リレーションシップ、ビジネス名と説明、カスタム属性にのみ適用されます。
    • チェックボックスをオフにすると、ドキュメンテーションのプロパゲーションは最新のモデルバージョンからのみ行われます。
    • チェックボックスをオンにすると、ドキュメンテーションのプロパゲーションは古いモデルバージョンから行われます。

      ドキュメンテーションの一部を変更し、その変更を古いバージョンから新しいバージョンにプロパゲートさせる必要がある場合のみこのオプションを有効にすることをお勧めします。その操作が終わったら、新しいバージョンでの競合や予期しない変更のプロパゲーションを避けるため、このオプションを無効にしてください。

  8. 変更を保存します。

インポートパラメーターの設定

  1. [Import Setup] (インポートの設定)タブをクリックし、インポートパラメーターを設定します。
  2. [Optional] (オプション): クラウドアイデンティティを選択します。

    詳細は、クラウドアイデンティティを作成をご覧ください。

  3. 各パラメーターの行をクリックし、[Help] (ヘルプ)パネルに表示されているドキュメンテーションに基づいて情報を入力します。

    パラメーターのフィールドは、選択されたインポートブリッジによって異なります。

    選択したクラウドIDに保存済みの情報を入力する必要はありません。

  4. [Test] (テスト)をクリックして接続をテストします。
  5. 変更を保存します。

インポートオプションの設定

  1. [Import Options] (インポートオプション)タブをクリックし、インポートオプションを設定します。
  2. [Data] (データ)で以下のオプションを設定し、データプロファイリングとサンプリングを生成します。
    • [Data Sampling] (データプサンプリング): インポート中にデータサンプリングを有効にし、プレビューする行の数を定義する場合は、このチェックボックスをオンにします。
    • [Data Profiling] (データプロファイリング): インポート中にデータプロファイリングを有効にし、プロファイル化する行の数を定義する場合は、このチェックボックスをオンにします。
    • [Profile only objects that are not profiled yet] (プロファイリングされていないオブジェクトのみをプロファイリング): このチェックボックスをオンにすると、プロファイリングされていないインポート済みオブジェクトに対してのみデータプロファイリングが有効になります。

      このチェックボックスがオフになっている場合、Talend Cloud Data Catalogは、最終変更日時に基づいてインポート済みオブジェクトを再プロファイリングします。

    • [Data Classification] (データ分類): このチェックボックスをオンにすると、新しくたプロファイリングされたオブジェクトのデータ分類が自動的に実行されます。
    • [Hide data using Sensitivity Label] (秘密度ラベルを使ってデータを非表示): このチェックボックスをオンにし、リストから秘密度ラベルを選択すると、プロファイルとサンプルデータがデフォルトで非表示になります。

    データプロファイリングがサポートされているかどうかは、ブリッジの仕様で確認できます。

  3. [Import options] (インポートオプション)で、必要に応じて以下のオプションを有効にします。
    • [Set new versions as default] (新バージョンをデフォルトに設定): このチェックボックス選択すると、新しくインポートされたバージョンがデフォルトバージョンとして自動的に設定されます。
    • [Create new versions only when new import has changes] (新しいインポートに変更がある場合のみ新バージョンを作成): このチェックボックスをクリックすると、変更が検出された場合のみ新しいバージョンが作成されます。

      このオプションは、一部のブリッジの増分収集機能の影響を受けないすべてのブリッジに適用されます。

    • [Copy model description to content] (モデルの説明をコンテンツにコピー): このチェックボックスをオンにすると、モデルの説明がソースメタデータからコンテンツバージョン自体に適用されます。
  4. 変更を保存します。

インポートの実行

  1. [IMPORT] (インポート)ボタンをクリックします。
  2. 必要に応じて、[Import Model] (モデルをインポート)ダイアログボックスで追加のオプションを有効にします。
    • [Full source import instead of incremental] (増分ではなくフルソースインポート): 増分収集キャッシュをクリアして完全収集を強制するには、このチェックボックスをオンにします。ブリッジをアップデートするパッチを適用した後で、またはブリッジパラメーターを変更した後で、このオプションを選択できます。このオプションにより、インポートブリッジのIncremental importパラメーターは非表示になります。
    • [Save import troubleshooting details] (インポートのトラブルシューティングの詳細を保存): サポートを目的に詳細情報を含むインポートログを保存するには、このチェックボックスをオンにします。
    • [Do not save the imported model to the database] (インポートされたモデルをデータベースに保存しない): インポートされたメタデータをデータベースにロードする処理をスキップするには、このチェックボックスをオンにします。
    • [Notify on failure] (失敗時に通知): このチェックボックスをオンにすると、インポートが失敗した場合にマネージャーに通知します。
  3. [IMPORT] (インポート)をクリックしてインポートを実行します。
  4. この操作を監視する場合は、ヘッダーにあるギアアイコンをクリックするか、[MANAGE] (管理) > [Operations] (操作)に移動します。
  5. ログを開く場合は、操作を右クリックし、[Show log] (ログを表示)をクリックします。
    [Log Messages] (ログメッセージ)ダイアログが表示されます。
    • [Operation Succeeded] (操作成功)という結果が返されたら、モデルを開くことができます。
    • [Operation failed] (操作失敗)という結果が返されたら、ログメッセージを調べてソースモデルファイルを修正してください。

命名基準を設定

  1. [Naming Standard] (命名基準)タブをクリックし、命名基準を定義します。
  2. [Enable Naming Standards] (命名基準の有効化)チェックボックスをオンにします。
  3. 使用する命名基準オブジェクトを選択します。
  4. 次のパラメーターを入力します。
    • [Allow Supervised Learning] (監視学習を許可): [Yes] (はい)をクリックするとこのオプションが有効になります。

      有効になると、カラムやテーブルの(論理上の)[Name] (名前)プロパティを編集するたびに関連する命名基準がアップデートされ、新しい命名が反映されるようになります。

    • [Ignore Common Prefix in Table Columns] (テーブルカラムの共通のプレフィックスを無視): [Yes] (はい)をクリックすると、命名基準を適用する時にテーブルラカムにある物理名のプレフィックスが無視されます。

      [Prefixes to ignore] (無視するプレフィックス)[Suffixes to ignore] (無視するサフィックス)でプレフィックスとサフィックスをそれぞれ指定します。

    • [Capitalize First Letter of Each Word] (各語の頭文字を大文字化): [Yes] (はい)をクリックすると、各語の最初の文字が大文字になります。
  5. 変更を保存します。

モデルに責任を割り当て

[Security Administration] (セキュリティ管理)機能を持つグローバルロールに割り当てられていること。

  1. ユーザーやグループにオブジェクトロールを割り当てるためには、[Responsibilities] (責任)タブをクリックします。
  2. [Add Role] (ロールを追加)をクリックします。
  3. リストからオブジェクトロールを選択します。
  4. ユーザーまたはグループを1つ(または複数)選択します。
  5. [OK]をクリックします。
  6. 変更を保存します。