このタスクについて
次の手順に従って、クラウドで参照データと比較してアドレスを解析ジョブをMelissaDataリポジトリーに対して実行できます。
手順
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tFixedFlowInputの[Basic settings] (基本設定)の[Edit Schema] (スキーマを編集)ボタンを使ってスキーマを作成します。
開いたダイアログボックスの[+]ボタンをクリックし、入力アドレスの情報を格納するカラムを1つ追加します。この例では、addressです。
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[OK]をクリックします。
addressカラムが[Inline Table] (インラインテーブル)内に作成されます。
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[Inline Table] (インラインテーブル)テーブルに、次のような、分析対象のアドレスデータを入力します。
"1211 AVENUE OF AMERICAS FL 8 10036 NEW YORK USA" "B69 2lt 9kings United Kingdom ave" "1729号 黄兴路 China, 200433" "15 Rue Nelaton Paris PARIS 92800 France" "1211 AVENUE OF AMERICAS FL 8 10036 NEW YORK"
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tAddressRowCloudの基本設定の[Address Provider] (アドレスプロバイダー)リストから[MelissaData]を選択します。
- [License key/KPI key] (ライセンスキー/KPIキー)フィールドに、MelissaDataから提供されたライセンスキーを入力します。
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[Mapping] (マッピング)テーブルの[+]ボタンをクリックして行を追加し、[Address] (アドレス)を選択します。
このフィールドの値が、このテーブルで設定した入力カラムにマッピングされます。
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必要な場合は[Use Additional Output](その他の出力を使用する)チェックボックスをオンにし、[Output Mapping] (出力マッピング)テーブルを使って、プロバイダーリポジトリーからその他のアドレス情報を取得します。
詳細は、その他のアドレスフィールドの定義を参照してください。
- [Advanced settings] (詳細設定)ビューのパラメーターは変更しないでください。
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ジョブを保存し、[F6]を押して実行します。
tAddressRowCloudコンポーネントはデータをクラウドにアップロードし、修正済みデータを取得し、結果を出力ファイルに書き込みます。
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出力コンポーネントを右クリックし、[Data Viewer] (データビューアー)を選択して、フォーマット済みアドレスデータを表示します。
tAddressRowCloudは入力アドレスデータをMelissaDataデータリポジトリーと照合し、フォーマットしたアドレスを出力ファイルに書き込みます。
AddressVerificationCode
出力カラムは、処理されたアドレス行ごとの検証コードを返します。これらのコードは、コンマ区切りリストに書き込まれます。各コードは2文字の後に数字が付いています。これらのコードは、さまざまなステータスとエラーを示します。たとえば、AC02コードは、州名が都市名と郵便番号の組み合わせを基に修正されています。結果コードの意味を示す完全なリスト、およびすべての出力カラムの詳細は、Address Object Reference Guideを参照してください。本ガイドはMelissaDataのサポートセンター( athttp://www.melissadata.com/)からダウンロードできます。VerificationLevel出力カラムは、処理されたアドレスの検証ステータスを表示します。詳細は、tAddressRowCloudのアドレス検証レベルを参照してください。