このプロパティはStandardジョブフレームワークで実行されているtSalesforceBulkExecを設定するために使います。
[Standard] (標準) tSalesforceBulkExecコンポーネントは、ビジネスファミリーとCloudファミリーに属しています。
このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。
基本設定
[Property Type] (プロパティタイプ) |
接続の詳細を設定する方法を選択します。
[Connection Component] (接続コンポーネント)ドロップダウンリストから他の接続コンポーネントを選択した場合、このプロパティは利用できません。 |
[Connection Component] (接続コンポーネント) |
このコンポーネントで再利用するデータベース接続を開くコンポーネントを選択します。 |
[Connection type] (接続タイプ) |
ドロップダウンリストで、接続のタイプを選択します。接続のプロパティは、選択した接続タイプによって異なります。
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[User Id] (ユーザーID) |
Salesforceのユーザー名。 このプロパティは、[Basic] (基本)接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Password] (パスワード) |
ユーザー名に関連付けられたSalesforceのパスワード。 このプロパティは、[Basic] (基本)接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
セキュリティトークン |
Salesforceのセキュリティトークン。詳細については、セキュリティトークンのリセットをご覧ください。 このプロパティは、[Basic] (基本)接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
発行者 |
接続アプリケーションが作成され、Salesforceの接続アプリケーションの詳細ページに表示される時に生成されるOAuthコンシューマーキー。詳細については、接続アプリケーションの作成をご覧ください。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Subject] (件名) |
Salesforceのユーザー名。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
対象ユーザー |
Json Webトークンのオーディエンス。 独自のJson Webトークンオーディエンスを設定できます。 このプロパティは、[Connection type] (接続タイプ)ドロップダウンリストでOAuthが選択され、[Oauth2 flow type] (Oauth2フロータイプ)ドロップダウンリストで[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)が選択されている場合にのみ利用できます。 |
有効期限(秒) |
5分以内のアサーションの有効期限(秒単位)。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
キーストア |
Javaキーストア(JKS)形式のキーストアファイルへのパス。 キーストアファイルは、Salesforceによって署名された証明書を作成し、それをキーストアにエクスポートすることで生成できます。詳細については、自己署名証明書の生成をご覧ください。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
キーストアのパスワード |
キーストアのパスワード。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
証明書の別名 |
Salesforceによって署名された証明書の一意の名前。 このプロパティは、[Json Web Token Flow] (Json Webトークンフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Client Id] (クライアントID) |
接続アプリケーションが作成され、Salesforceの接続アプリケーションの詳細ページに表示される時に生成されるOAuthコンシューマーキー。詳細については、接続アプリケーションの作成をご覧ください。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
[Client Secret] (クライアントシークレット) |
接続アプリケーションが作成され、Salesforceの接続アプリケーションの詳細ページに表示される時に生成されるOAuthコンシューマーシークレット。詳細については、接続アプリケーションの作成をご覧ください。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
コールバックホスト |
接続アプリケーションの作成中に定義され、Salesforceの接続アプリケーション詳細ページのAPI (OAuth設定の有効化)エリアに表示されるOAuth認証コールバックURLのホスト値。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
コールバックポート |
接続アプリケーションの作成中に定義され、Salesforceの接続アプリケーション詳細ページのAPI (OAuth設定の有効化)エリアに表示されるOAuth認証コールバックURLのポート値。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
トークンファイル |
認証なしでのアクセストークンの取得に使う更新トークンを保管するトークンファイルへのパス。 このプロパティは、[Implicit Flow] (Implicitフロー)タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
モジュール名 |
フィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、表示されたダイアログボックスで、使われるモジュールを選択します。または、[Use custom object] (カスタムオブジェクトの使用)チェックボックスをオンにして、[Object Name] (オブジェクト名)フィールドにモジュール名を指定します。 |
[Schema] (スキーマ)と[Edit schema] (スキーマを編集) |
スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。 スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。
ジョブで接続されている先行コンポーネントからスキーマを取得するには、[Sync columns] (カラムを同期)をクリックします。 このコンポーネントはダイナミックスキーマ機能の利点を備えているので、ソースファイルから不明なカラムを取得したり、各カラムを個別にマッピングしなくてもソースからカラムを一括してコピーしたりできます。ダイナミックスキーマの詳細は、 Talend Studio ユーザーガイドをご覧ください。 このダイナミックスキーマ機能は、テーブルの不明なカラムを取得する目的で設計されており、この目的に限り使用をお勧めします。テーブルの作成で使用することは勧められていません。 |
[Output Action] (出力アクション) |
ドロップダウンリストで、実行する次のいずれかの操作を選択します。
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バルクファイルパス |
処理するデータを保管するファイルへのパスを指定します。 |
詳細設定
[Salesforce URL] (SalesforceのURL) |
Salesforceへの接続に必要なWebService URL。 |
[API version] (APIバージョン) |
Salesforce APIバージョン。 このプロパティは、OAuth接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
圧縮が必要 |
SOAPメッセージ圧縮を有効にするには、このチェックボックスをオンにします。これにより、パフォーマンスが向上する場合があります。 |
HTTPメッセージのトレース |
コンソールでのHTTPインタラクションを出力するには、このチェックボックスをオンにします。 |
[Client Id] (クライアントID) |
Salesforce Webサイトへのアクセスに同じアカウントとパスワードを使うユーザーを区別するには、実際のユーザーのIDを入力します。 |
[Timeout] (タイムアウト) |
Salesforceでクエリータイムアウトの予定数をミリ秒単位で入力します。 |
[Use Proxy] (プロキシの使用) |
SOCKSプロキシサーバーを使うには、このチェックボックスをオンにして、表示された[Host] (ホスト)、[Port] (ポート)、[User Id] (ユーザーID)、[Password] (パスワード)フィールドで、SOCKSプロキシサーバーの接続パラメーターを指定します。 注: 許可されているタイプのプロキシ(HTTPプロキシ、HTTPSプロキシ、SOCKSプロキシ、FTPプロキシを含む)を使用するには、tSetProxyコンポーネントを使用します。
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バルクAPI V2 |
このチェックボックスをオンにしてバルクAPI V2ジョブを作成し、CSVデータ用に、[Column Delimiter] (カラム区切り)ドロップダウンリストからフィールド区切りのタイプを、[Line Ending] (行末)ドロップダウンリストから行末処理の方法をそれぞれ選択します。 Bulk API V1と比べると、Bulk API v2ではデータの処理方法が簡素化されています。 このプロパティは、OAuth接続タイプが選択されている場合のみ利用できます。 |
同時モード |
ジョブに同時モードを選択します。
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コミットする行数 |
処理するデータバッチごとの行数を指定します。 |
コミットするバイト数 |
処理するデータバッチごとのバイト数を指定します。 |
[Wait Time Check Batch State] (バッチ状態確認の待機時間) |
すべてのバッチが最終的に処理されるまで、ジョブ内のバッチが処理されたかどうかを確認するための待機時間(ミリ秒単位)を指定します。 |
[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計) |
このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。 |
グローバル変数
NB_LINE |
処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
NB_SUCCESS |
正しく処理された行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
NB_REJECT |
リジェクトされた行数。これはAfter変数で、整数を返します。 |
ERROR_MESSAGE |
エラー発生時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。 |
使用方法
使用ルール |
このコンポーネントは一般にtSalesforceOutputBulkコンポーネントと共に使います。一緒に使うと、Salesforceで情報をフィードまたは変更する時にパフォーマンスが向上します。 |