[Before Saving] (保存前)プロセスを使用した価格変更の妥当性チェック - 7.2

Talend MDM Platform 入門ガイド

Version
7.2
Language
日本語 (日本)
Product
Talend MDM Platform
Module
Talend Administration Center
Talend DQ Portal
Talend Installer
Talend MDM Server
Talend MDM Web UI
Talend Runtime
Talend Studio
Content
インストールとアップグレード
ジョブデザインと開発
データクオリティとプレパレーション > データクレンジング
データクオリティとプレパレーション > データプロファイリング

この例では、Talend MDM[Before Saving] (保存前)プロセスとは何かについて説明し、Talend MDMで[Before Saving] (保存前)プロセスでデータの変更の妥当性チェックを行う方法について示しています。

Talend MDMのプロセスでは、妥当性チェック、データ統合、データ変換などを実行する1つ以上のステップを定義します。[Before Saving] (保存前)プロセスは特定のエンティティと連携し、特定の条件に基づいてエンティティデータの妥当性チェックを行ってからMDMハブにデータを保存します。MDMでレコードを保存する直前に自動的に呼び戻されます。プロセスと[Before Saving] (保存前)プロセスの詳細は、Talend Studioユーザーガイドでプロセスに関するセクションを参照してください。

Talend MDMデモプロジェクトの[Before Saving] (保存前)プロセスbeforeSaving_Productでは、製品の価格変更をMDMハブに保存する前に妥当性チェックを行うようにデザインされています。このプロセスでは、Integrationパースペクティブで作成されたジョブValidatePriceChange呼び出すcallJobプラグインを使用して価格変更の妥当性チェックを行います。

ジョブValidatePriceChangeでは、価格を15%を超えて増加させたり、減少させたりしない妥当性チェックを行います。価格が15%を超えて増加する、または減少する場合、ラベルCheckRatioでtMapコンポーネントに定義されているエラーメッセージincrease of/drop of [change ratio] not allowed, max is 15%が返され、新しい価格は保存されません。それ以外の場合は、tMapコンポーネントで定義されているProduct validation OKが返され、ラベルSetResultの新しい価格が正しく保存されます。

始める前に

  1. Talend IAM (Talend IdentityおよびAccess Management)、TAC(Talend Administration Center)、MDMサーバーがTalend Studio正しくインストールされ、起動し、
  2. MDMサーバーがローカルにインストールされておらず、デフォルトポート番号8180を選択しなかった場合、[Contexts] (コンテキスト)ビューのコンテキスト変数hostportの値がTalend StudioIntegrationパースペクティブで更新されていること。
  3. 少なくとも次のTalend MDMデモプロジェクトアイテム、データコンテナーProduct、データモデルProduct、プロセスbeforeSaving_Product、ジョブValidatePriceChange、ビューProduct、ロールDemo_ManagerDemo_User、およびフォルダーResourceの下のTalend Studioリポジトリーの11個のイメージがMDMサーバーに正しくデプロイされていること。
  4. Talend Studio内のジョブCreateUsersが正しく実行され、Talend Administration Centerに3つのMDMユーザーが作成され、特定のカスタムロールが割り当てられていること。
  5. Talend StudioでジョブMDM_LoadAllが正しく実行されており、サンプルデータがエンティティProductFamilyProductにロードされていること。

前提条件の詳細は、MDMデモプロジェクトの操作を参照してください。

このタスクについて

以下のステップでは、[Before Saving] (保存前)プロセスを実行する前に、Talend MDM デモプロジェクトについて詳しく説明しています:

手順

  1. ProductエンティティのPriceエレメントへの書き込みアクセス権を持つユーザーmanager@mdm.company.comとパスワードmanagerTalend MDM Web UIにログインします。
  2. [Master Data Browser] (マスターデータブラウザー)ページで、価格を変更する製品データレコードを開きます。この例では製品Talend Dog T-Shirt、価格は16.99を使用します。

    例え

  3. データレコードページの[Price] (価格)フィールドに、Talend Dog T-Shirtの新しい価格値を入力します。この例では、価格は15%未満の増加で18にします。
  4. [Save] (保存)をクリックして変更を保存します。
    [Product validation OK] (製品妥当性チェックOK)という情報メッセージが表示され、価格が正しく18に変更されていることがわかります。

    例え

  5. データレコードページの[Price] (価格)フィールドに、Talend Dog T-Shirtの別の新しい価格を入力します。この例では、100%増加させる36にします。
  6. [Save] (保存)をクリックします。
    価格変更が許可されていないことを示すエラーメッセージダイアログボックスが表示されます。

    例え

  7. [OK]をクリックしてエラーメッセージダイアログボックスを閉じます。
    新しい価格36は保存されていないことがわかります。