tAmazonRedshiftManageの標準プロパティ - 7.3

Amazon Redshift

Version
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > Amazonサービス > Amazon Redshift
データガバナンス > サードパーティーシステム > Amazonサービス > Amazon Redshift
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > Amazonサービス > Amazon Redshift
Last publication date
2024-02-22

これらのプロパティは、標準のジョブのフレームワークで実行されているtAmazonRedshiftManageを設定するために使われます。

標準tAmazonRedshiftManageコンポーネントは、Cloudファミリーとデータベースファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Access Key] (アクセスキー)および[Secret Key] (シークレットキー)

Amazon Web Servicesへのアクセスに必要なアクセスキー([Access Key] (アクセスキー)フィールド内のアクセスキーIDおよび[Secret Key] (シークレットキー)フィールド内のシークレットアクセスキー)を指定します。AWSアクセスキーの詳細は、[Access keys (access key ID and secret access key)] (アクセスキー(アクセスキーIDとシークレットアクセスキー))をご覧ください。

シークレットキーを入力するには、シークレットキーフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにシークレットキーを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

[Inherit credentials from AWS role] (AWSロールから認証情報を継承)

インスタンスプロファイル認証情報を使用する場合は、このチェックボックスをオンにします。これらの認証情報はAmazon EC2インスタンスに使用できます。また、Amazon EC2メタデータサービス経由で配信されます。このオプションを使用するには、ジョブがAmazon EC2内で、または、リソースへのアクセスにIAMロールを利用できるその他のサービス内で実行されている必要があります。詳細は、Using an IAM Role to Grant Permissions to Applications Running on Amazon EC2 Instancesをご覧ください。

[Assume role] (ロールを引き受け)

AWS IAMロールに関連付けられており、自分のユーザーアカウントに付与されていないアクセス権限を一時的に必要とする場合は、このチェックボックスをオンにすればそのロールを引き受けることができます。その後、次のパラメーターの値を指定して、新しく引き受けたロールセッションを作成します。

[Action] (アクション)

実行するアクションをリストから選択します。
  • [Create cluster] (クラスターを作成): 新しいAmazon Redshiftクラスターを作成します。

  • [Delete cluster] (クラスターを削除): 以前にプロビジョニングされたAmazon Redshiftクラスターを削除します。

  • [Resize cluster] (クラスターのサイズを変更): 既存のAmazon Redshiftクラスターのサイズを変更します。

  • [Pause cluster] (クラスターの一時停止): 既存のAmazon Redshiftクラスターを一時停止します。
  • [Resume cluster] (クラスターの再開): 一時停止したAmazon Redshiftクラスターを再開します。
  • [Restore from snapshot] (スナップショットから復元): スナップショットから新しいAmazon Redshiftクラスターを作成します。

  • [Delete snapshot] (スナップショットを削除): 指定された手動スナップショットを削除します。

注: [Pause cluster] (クラスターの一時停止)[Resume cluster] (クラスターの再開)のオプションは、R2020-09 StudioマンスリーアップデートまたはTalendが提供するそれ以降の更新がインストール済みの場合のみ利用できます。詳細は管理者にお問い合わせください。

[Region] (リージョン)

リストからリージョン名を選択するか、リスト内で二重引用符の間にリージョンを入力して("us-east-1"など)、AWSリージョンを指定します。Amazon RedshiftクラスターをプロビジョニングできるサポートされているAWSリージョンの詳細は、リージョンエンドポイントをご覧ください。

[Create snapshot] (スナップショットを作成)

削除する前にAmazon Redshiftクラスターの最終スナップショットを作成するには、このチェックボックスをオンにします。

このリストは、[Action] (アクション)リストで[Delete cluster] (クラスターの削除)が選択されている場合のみ利用できます。

[Snapshot id] (スナップショットID)

スナップショットの識別子を入力します。

このフィールドは、次の場合に使えます。
  • [Action] (アクション)リストで[Delete cluster] (クラスターの削除)が選択され、[Create snapshot] (スナップショットの作成)チェックボックスがオンになっている。

  • [Action] (アクション)リストで[Restore from snapshot] (スナップショットから復元) または[Delete snapshot] (スナップショットの削除)が選択されている。

[Cluster id] (クラスターID)

クラスターのIDを入力します。

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create Cluster] (クラスターを作成)[Delete cluster] (クラスターの削除)[Resize cluster] (クラスターのサイズを変更)、または[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)が選択されている場合に利用できます。

[Database] (データベース)

クラスターの作成時に作成される最初のデータベースの名前を入力します。

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)が選択されている場合のみ利用できます。

[Port] (ポート)

クラスターが接続を受け入れるポート番号を入力します。

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)または[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)が選択されている場合に利用できます。

[Master username] (マスターユーザー名)[Master password] (マスターパスワード)

作成するクラスターのマスターユーザーアカウントに関連付けられたユーザー名とパスワード。

パスワードを入力するには、パスワードフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにパスワードを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

この2つのフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)が選択されている場合のみ利用できます。

[Node type] (ノードタイプ)

クラスターのノードタイプを選択します。

このリストは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)[Resize cluster] (クラスターのサイズを変更)、または[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)が選択されている場合に利用できます。

[Node count] (ノード数)

クラスター内の計算ノードの数を入力します。

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)または[Resize cluster] (クラスターのサイズを変更)が選択されている場合のみ利用できます。

詳細設定

[STS Endpoint] (STSエンドポイント)

このチェックボックスをオンにして、表示されたフィールドで、セッション認証情報の取得先とするAWS Security Token Service(STS)のエンドポイントを指定します。たとえばsts.amazonaws.comと入力します。

このチェックボックスは、[Assume role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[Signing region] (サインインリージョン)

STSサービスのAWSリージョンを選択します。リストにリージョンがない場合は、リージョン名を二重引用付きで入力します。デフォルト値はus-east-1です。

このドロップダウンリストは、[Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[External Id] (外部ID)

ロールの持ち主であるアカウントの管理者から外部IDを提供されている場合は、その値をここに入力します。[External Id] (外部ID)は、一定数のユーザーがロールを引き受けられるようにする一意の識別子です。

このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[Serial number] (シリアル番号)

ロールを引き受けた場合、そのロールの信頼ポリシーで多エレメント認証(MFA)が必要になることがあります。その際は、ロールを引き受けるユーザーに関連付けられているハードウェアや仮想MFAデバイスの識別番号を指定する必要があります。

このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[Token code] (トークンコード)

ロールを引き受けた場合、そのロールの信頼ポリシーで多エレメント認証(MFA)が必要になることがあります。その際は、トークンコードを指定する必要があります。このトークンコードは、MFAデバイスによって生成される時間ベースのワンタイムパスワードです。

このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[Tags] (タグ)

キー-値ペアという形式でセッションタグをリスト表示します。ポリシーでこれらのセッションタグを使えば、リクエストへのアクセスを許可したり拒否したりできます。

[Transitive] (推移的): このチェックボックスをオンにすると、タグがロールチェーンの次のロールまで存続することが示されます。

タグの詳細は、 AWS STSでのセッションタグの受け渡しをご覧ください。

このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[IAM Policy ARNs] (IAMポリシーARN)

マネージドセッションポリシーとして使うIAMマネージドポリシーのAmazon Resource Names(ARN)を入力します。マネージドセッションポリシーを使ってセッションの権限を制限します。このポリシーはロールと同じアカウントに存在することが必要です。結果として得られるセッションの権限は、そのロールのIDベースのポリシーとセッションポリシーの中間となります。

セッションポリシーの詳細は、ポリシーとアクセス許可で該当するセクションをご覧ください。

このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[Policy] (ポリシー)

セッションポリシーとして使うIAMポリシーをJSON形式で入力します。セッションポリシーを使ってセッションの権限を制限します。結果として得られるセッションの権限は、そのロールのIDベースのポリシーとセッションポリシーの中間となります。

セッションポリシーの詳細は、ポリシーとアクセス許可で該当するセクションをご覧ください。

このフィールドは、[ Assume Role] (ロールを引き受け)チェックボックスがオンになっている場合のみ利用できます。

[Wait for cluster ready] (クラスターの準備ができるまで待機)

このチェックボックスをオンにして、クラスターの起動が完了するまでジョブを待機させます。

このチェックボックスは、[Action] (アクション)リストで、[Create cluster] (クラスターの作成)[Restore from snapshot] (スナップショットからリストア)、または[Resume cluster] (クラスターの再開)が選択されている場合に利用できます。

[Original cluster id of snapshot] (スナップショットの元のクラスターID)

ソーススナップショットの作成元のクラスターの名前を入力します。

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)または[Delete snapshot] (スナップショットを削除)が選択されている場合に利用できます。

[Parameter group name] (パラメーターグループ名)

クラスターに関連付けるパラメーターグループの名前を入力します。

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create Cluster] (クラスターの作成)または[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)が選択されている場合に利用できます。

[Subnet group name] (サブネットグループ名)

クラスターを復元するサブネットグループの名前を入力します。

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)または[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)が選択されている場合に利用できます。

[Publicly accessible] (パブリックアクセスが可能)

クラスターにパブリックネットワークからアクセスできるようにするには、このチェックボックスをオンにします。

このチェックボックスは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)または[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)が選択されている場合に利用できます。

[Set public ip address] (パブリックIPアドレスを設定する)

このチェックボックスをオンにして、表示されたフィールドにクラスターのElastic IP (EIP)アドレスを入力します。

このチェックボックスは、[Publicly accessible] (パブリックアクセスが可能)チェックボックスがオンの場合のみ利用できます。

[Availability zone] (アベイラビリティーゾーン)

Amazon RedshiftがクラスターをプロビジョニングするためのEC2アベイラビリティーゾーンを入力します。

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)または[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)が選択されている場合に利用できます。

[VPC security group ids] (VPCセキュリティグループID)

クラスターに関連付けるVirtual Private Cloud(VPC)セキュリティグループを入力し、コンマで区切ります(例: gname1、gname2、gname3)

このフィールドは、[Action] (アクション)リストで[Create cluster] (クラスターの作成)または[Restore from snapshot] (スナップショットから復元)が選択されている場合に利用できます。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

CLUSTER_FINAL_ID: クラスターのID。これはAfter変数で、文字列を返します。

ENDPOINT: クラスターのエンドポイントのアドレス。これはAfter変数で、文字列を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

tAmazonRedshiftManageは通常、スタンドアロンコンポーネントとして使います。