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tBarChartの標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtBarChartを設定するために使われます。

標準tBarChartコンポーネントは、ビジネスインテリジェンスファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Schema] (スキーマ)[Edit schema] (スキーマを編集)

スキーマとは行の説明のことです。処理して次のコンポーネントに渡すフィールド(カラム)数を定義します。Sparkジョブを作成する場合、フィールドの命名時は予約語のlineを避けます。

スキーマを変更するには[Edit schema] (スキーマを編集)をクリックします。現在のスキーマがリポジトリータイプの場合は、3つのオプションを利用できます。

  • [View schema] (スキーマを表示): スキーマのみを表示する場合は、このオプションを選択します。

  • [Change to built-in property] (組み込みのプロパティに変更): ローカルで変更を行うためにスキーマを組み込みに変更する場合は、このオプションを選択します。

  • [Update repository connection] (リポジトリー接続をアップデート): リポジトリーに保存されているスキーマに変更を加え、変更後にそのコンテンツをすべてのジョブにプロパゲートするかどうかを決める場合は、このオプションを選択します。変更を現在のジョブにのみ反映する場合は、変更後、[No] (いいえ)を選択し、[Repository Content] (リポジトリーコンテンツ)ウィンドウで再びこのスキーマのメタデータを選択します。

情報メモ注:

tBarChartのスキーマには、[series] (シリーズ) (文字列)、[category] (カテゴリー)(文字列)、[value] (値)(整数)という名前の3つの読み取り専用カラムがそれぞれ、固定された順序で含まれています。追加カラムのデータは、棒グラフに表示されず、次のコンポーネント(もしあれば)に渡されるのみです。

 

[Built-in] (組み込み): スキーマが作成され、このコンポーネント専用にローカルに保存されます。関連項目: Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

 

[Repository] (リポジトリー): スキーマは既に存在し、リポジトリーに保存されています。したがって、再利用できます。関連項目: Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

[Sync columns] (カラムを同期)

クリックすると、出力ファイルのスキーマと入力ファイルのスキーマが同期されます。同期機能は、[Row] (行)接続が出力コンポーネントにリンクされている場合にのみ表示されます。

[Generated image path] (生成された画像パス)

出力画像ファイルの名前とパス。

[Chart title] (チャートのタイトル)

生成する棒グラフのタイトルを入力します。

[Include legend] (凡例を含める)

棒グラフに凡例を含めて、すべての系列を異なる色で示す場合は、このチェックボックスをオンにします。

[3Dimensions] (3次元)

3D効果のある画像を作成するには、このチェックボックスをオンにします。デフォルトでは、このチェックボックスはオンになっており、各カテゴリーの系列を表すバーが上下に積み重ねられます。このチェックボックスがオフの場合、2D画像が作成され、カテゴリー軸に沿って横にバーが表示されます。

[Image width] (画像の幅)[Image height] (画像の高さ)

画像ファイルの幅と高さをピクセル単位で入力します。

[Category axis name] (カテゴリー軸名)[Value axis name] (値軸名)

カテゴリー軸名と値軸名を入力します。

[Foreground alpha] (イメージの透過度)

画像の透明度を定義するために0から100の範囲の整数を入力してください。入力する数値が小さいほど、画像はより透明になります。

[Plot orientation] (プロットの向き)

棒グラフのプロット方向を選択します: [VERTICAL] (縦並び)または[HORIZONTAL] (横並び)

詳細設定

[tStat Catcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスを選択すると、コンポーネントレベルでログデータを収集できます。

[Enable parallel execution] (並列実行を有効化)

このチェックボックスを選択すると、複数のデータフローを同時に処理することにより、高速データ処理を実行できます。このフィーチャーは、データベースまたは複数の挿入を並行して処理するアプリケーションの機能と、関係するCPUの数に依存していることにご注意ください。[Number of parallel executions] (並列実行の数)フィールドで次のいずれかの操作を行います。
  • 実行する並列実行の数を入力する。
  • Ctrl + スペースを押して、リストから適切なコンテキスト変数を選択する。詳細は、Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。
  • [Action on table] (テーブルでのアクション)フィールドは、並列化機能では利用できません。したがって、テーブルを作成する場合は、tCreateTableのコンポーネントを使用する必要があります。
  • 並列実行を有効にすると、グローバル変数を使ってサブジョブで戻り値を取得できません。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、主に出力コンポーネントとして使います。入力として、入力コンポーネントと[Row] (行)メインのリンクが必要です。

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