データフローのプロセスによっては、ブリッジを使って収集できないものがあります。そのようなプロセスがTalend Data Catalogでモデル化されていないと、来歴とインパクト分析の回答との間にギャップが生じ、お使いのシステムの物理的アーキテクチャーの全体像が不完全なものになってしまいます。
データマッピング仕様とは、一部のソースモデルからターゲットモデルのエレメントへというデータ「フロー」の高度な論理定義のことです。
このマッピングは、Webベースでシンプルなドラッグ&ドロップ型のマッピング仕様エディターを使って指定します。マッピングの定義には記述的なテキストを使います。また、操作エディターで疑似操作を定義することもできます。
データマッピングには次の2タイプのマッピングが含まれています:
- クエリーマッピング: 最も柔軟なマッピングです。ターゲットテーブル内のすべてのカラムについて、カラムごとのマッピング定義を行います。カラムには結合、フィルター、変換などを含めることができます。1つのターゲット分類子につき、1つのクエリーマッピングが定義されます。
クエリーマッピングを定義する時は、設定で定義されているどのデータストアモデルのターゲット分類子でも使用できます。同様に、どのデータストアモデルのソースでも使用できます。ソース分類子の数は多くてもよいため、同じマッピングにある複数のソースコンテンツが使用される場合もあります。
- バルクマッピング: カラム名や位置が一致するソーステーブルとターゲットテーブルで使用されます。フィルターも定義できるため、カラムレベルでのマッピングはシンプルで、名前または位置の一致となります。1つのターゲットスキーマと1つのソーススキーマにつき、1つのバルクマッピングが定義されます。