このマップエレメントをESBメッセージに書き込みます。
このファンクションは、書き込まれるデータが含まれているエレメントのI/O式として使用されます。マップの実行中に、I/O式を含むエレメントと下位エレメントの値からメッセージが送信されます。
Writing Message Properties - メッセージにプロパティを書き込む場合、マップエレメントからプロパティが挿入されます。そのためには、最初の子マップエレメントでWriteMessageProperties I/Oファンクションを指定し、/Builtin/Structures/Propertiesストラクチャーを継承してループにする必要があります。メッセージが書き込まれると、メッセージのプロパティにはこのストラクチャーの値が挿入されます。
このファンクションを複数のマップエレメントで使用し、複数のメッセージに書き込むことができます。このファンクションの使用をネストすることはできません。つまり、マップエレメントにI/O式が含まれている場合、下位のマップエレメントにI/O式を含むことはできません。
このファンクションは[IO/Database] (IO/データベース)タブでのみ使用できます。
プロパティ
| Properties | メッセージに渡されるプロパティを入力します。 |
| Write Execution Context Properties | マップ実行コンテキストプロパティをメッセージに追加する場合はこのチェックボックスをオンにします。デフォルトでは、プロパティは追加されません。マップが実行されると、マップ実行コンテキストプロパティには、マップをトリガーした受信ESBメッセージのプロパティが含まれます。 |
| Representation | このエレメントの処理で使用する表記を選択します。このエレメントを継承するストラクチャーで複数の表記が存在する場合に使われます。 |
| Endpoint | メッセージの送信先となるESBエンドポイントを入力します。一部のESBでは、エンドポイントは物理設定に依存する設定であるため、メッセージプロパティを使って、ESB設定の指定によりメッセージがルーティングされるようにすることが推奨されます。 |