tGSBucketCreateの標準プロパティ - 7.3

GS

Version
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Google コンポーネント > GSコンポーネント
データガバナンス > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Google コンポーネント > GSコンポーネント
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > クラウドストレージ > Google コンポーネント > GSコンポーネント
Last publication date
2024-02-22

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtGSBucketCreateを設定するために使われます。

標準tGSBucketCreateコンポーネントは、ビッグデータファミリーとCloudファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、すべてのTalend製品で利用できます。

基本設定

[Use an existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用するには、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)で該当する接続コンポーネントをクリックします。

[Credential type] (認証情報のタイプ)

プロジェクトの認証に使用されるタイプを選択します。

  • [HMAC key (deprecated) ] (HMACキー (非推奨) ): Oauth認証情報を使用して認証します。この認証情報のタイプを選択した場合、[Basic settings] (基本設定)ビューで定義されるパラメーターは[Access Key] (アクセスキー)[Secret Key] (秘密キー)になります。
  • [Service account] (サービスアカウント): Googleアカウントを使用して認証します。この認証情報タイプを選択した場合、[Basic settings] (基本設定)ビューで定義されるパラメーターは[Service account key] (サービスアカウントキー)になります。
  • [OAuth Access Token] (OAuth アクセストークン): OAuthアクセストークンを使用して認証します。この認証情報タイプを選択した場合、[Basic settings] (基本設定)ビューで定義されるパラメーターは[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン)になります。
[Access key] (アクセスキー)および[Secret key] (シークレットキー)

Googleクラウドストレージに対してリクエストする、Googleから取得した認証情報を入力します。

これらのキーはGoogleAPIコンソールから、プロジェクトの[Google Cloud Storage] (Goolgleクラウドストレージ)タブの[Interoperable Access] (相互運用可能アクセス)タブビューで確認できます。

シークレットキーを入力するには、シークレットキーフィールドの横にある[...]ボタンをクリックし、ポップアップダイアログボックスにシークレットキーを二重引用符の間に入力し、OKをクリックして設定を保存します。

アクセスキーとシークレットキーの詳細は、https://developers.google.com/storage/docs/reference/v1/getting-startedv1?hl=en/にアクセスし、開発者キーについての説明をご覧ください。

この2つのフィールドは、[Credential type] (認証情報タイプ)ドロップダウンリストで[HMAC key (deprecarted)] (HMAC キー(非推奨))が選択されていて、[Using an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオフの場合に利用できます。

[Service account key] (サービスアカウントキー)

[Service account key] (サービスアカウントキー)フィールドの横にある[...]ボタンをクリックして、サービスアカウントキーを含むJSONファイルを参照します。

このフィールドは、[Credential type] (認証情報タイプ)ドロップダウンリストで[Service account] (サービスアカウント)が選択されていて、[Using an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオフの場合に利用できます。

[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン)

アクセストークンを入力します。

アクセストークンのライフタイムは1時間です。コンポーネントは、トークン更新操作を行いませんが、1時間という制限時間を超えても操作できるよう、新しいアクセストークンをフェッチします。

このフィールドは、[Credential type] (認証情報タイプ)ドロップダウンリストで[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン)が選択されていて、[Using an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオフの場合に利用できます。

[Bucket name] (バケット名)

作成するバケットの名前を指定します。バケット名は、Google Cloud Storageシステム全体で一意である必要があります。

バケットの命名規則の詳細は、https://developers.google.com/storage/docs/bucketnamingご覧ください。

[Special configure] (特別な設定)

作成するバケットの追加設定を提供するには、このチェックボックスをオンにします。

プロジェクトID

認証情報タイプが[HMAC key] (HMACキー)に設定されている場合、新しいバケットが属しているプロジェクトのIDを指定します。

ロケーション

新しいバケットが作成される場所をリストから選択します。[Europe] (欧州)[US] (米国)はすべての認証情報タイプに使えます。[ASIA] (アジア)[Service account] (サービスアカウント)[OAuth Access Token] (OAuthアクセストークン)にのみ使えます。デフォルトでは、バケットの場所は[US] (米国)です。

バケットを特定の場所に作成すると、別の場所に移動することはできません。

Acl

新しいバケットに必要なアクセス制御リスト(ACL)をリストから選択します。

バケットのACLによって、ユーザーからのアクセス要求が許可されたり拒否されたりします。新しいバケットに事前定義されたACLを指定しない場合は、事前定義されたプロジェクトプライベートACLが適用されます。

ACLの詳細は、https://developers.google.com/storage/docs/accesscontrol?hl=enご覧ください 。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスをオンにすると、エラー時に行をスキップし、エラーの発生していない行の処理が完了されます。デフォルトでは選択されていません。

詳細設定

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントをtGSBucketListコンポーネントと共に使って、新しいバケットが正しく作成されたかどうかを確認できます。