Talend製品に組み込まれたTalendアーティファクトリポジトリーを使用せず、サポートされているバージョンのNexusを使用する場合は、Nexusで必要なリポジトリーを作成し、設定する必要があります。
手順
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Nexus Repository Managerを開きます。
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次のmaven2 (ホスト)リポジトリーを作成します。
- releases
- snapshots
- talend-custom-libs-release
- talend-custom-libs-snapshot
- talend-updates
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作成したリポジトリーを設定します。
例
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Nexusに以下のユーザーを作成します。
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admin
: すべての権限を持つ
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talend-custom-libs-admin
: ユーザーロールtalend-custom-libs-adminおよびtalend-custom-libs-deployを持つ
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talend-updates-libs-admin
: ユーザーロールtalend-updates-libs-adminおよびtalend-updates-libs-deployを持つ
リポジトリーに関連付けられているユーザーには、少なくとも作成、削除、アップデートの権限を付与する必要があります。
ヒント: Nexus 3で
admin
以外のユーザーをお使いの場合は、Nexusの
Talend Administration Centerユーザーに対して削除権限を有効化しておくことをお勧めします。有効化しない場合、Nexusにあり、アーティファクトのバージョンに関する情報が含まれている
maven-metadata.xmlファイルがアップデートできなくなり、
Talend Administration Centerからアーティファクトを実行する時に不正なバージョンのアーティファクトが使用されてしまうことがあります。詳細は、
Nexusのドキュメンテーションをご覧ください。
Nexusで作成されたユーザーが適切なアーティファクトにアクセスできるかどうかテストする方法:
- Talend Studioでジョブを実行し、Nexusリポジトリーに公開します。
- に移動し、ジョブフォルダーを展開して
maven-metadata.xml
ファイルにアクセスします。
maven-metadata.xml
ファイルを開き、リスト表示されているバージョンがTalend Studioから公開されたジョブと適合するかどうかチェックします。
次のタスク
Talend Administration Centerの[Configuration] (設定)ページに移動し、作成したリポジトリーに設定内容を追加します。
詳細は、Talend Administration CenterユーザーガイドでTalend Administration Centerでソフトウェアアップデートリポジトリーを設定、Talend Administration CenterでTalendアーティファクトリポジトリーを設定、およびユーザーライブラリーロケーションの設定をご覧ください。