ジョブサーバーレートの計算 - 7.3

Talendインストールガイド

Version
7.3
Language
日本語
Operating system
Linux
Subscription type
サブスクリプション
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Activity Monitoring Console
Talend Administration Center
Talend Artifact Repository
Talend CommandLine
Talend Data Preparation
Talend Data Stewardship
Talend DQ Portal
Talend ESB
Talend Identity and Access Management
Talend Installer
Talend JobServer
Talend Log Server
Talend MDM Server
Talend MDM Web UI
Talend Repository Manager
Talend Runtime
Talend SAP RFC Server
Talend Studio
Content
インストールとアップグレード
Last publication date
2022-10-30
このドキュメントでは、Talend Administration Center内の実行サーバーに星がどう割り当てられるか、すなわち、ジョブの実行に対するサーバーの優劣の付け方について説明します。

ジョブサーバーは、実行サーバーで実行されているプローブであり、次の機能を測定します。

  • ディスクの空き容量(キロバイト)
  • 物理メモリの空き容量(バイト)
  • スワップメモリの空き容量(バイト数)
  • アイドル時のCPU使用率(0.0~1.0のパーセンテージで表示)
  • ナイスCPU使用率(0.0~1.0のパーセンテージで表示)
  • 合計CPU使用率(0.0~1.0のパーセンテージで表示)
  • CPUの最小必要数

この情報はTalend Administration Centerに送られ、そこでこのサーバーのレート値が計算されます。

サーバーの評価は0~100の範囲で設定します。
  • 100: サーバーの可用性は最適です
  • >100: 1つまたは複数のインジケーターが定義範囲外です

    Talend Administration Centerでは、この評価がJobServerの[Rank] (ランク)項目に星の数(0~5)で表されます。

フィーチャーによって優先度が異なります。これらの機能はmonitoring_client.propertiesファイルで重み付けできます。

weight{i}i番目の機能の重み付けと呼ぶことにします。

機能が十分に良好と見なされる範囲を選択できます。すなわち、サーバーの機能が満たすべき制限を設定するという意味です。たとえばディスク容量が1GBに満たない場合、サーバーはジョブの実行に適していないとする制限です。したがって、ディスクの下限は1Go(monitoring_client.propertiesファイルで設定)となります。機能iに対して定義した下限をMin{i}と呼び、上限をMax{i}と呼ぶことにします。

サーバーには各機能について実際の値が設定されています。たとえば、サーバーiには空きディスク容量が500 MBしかありません。この値を機能の実際の値と呼ぶことにします: value{i}

実際の値が、すべての機能で制限によって定義された範囲内であれば、サーバーは完全である、というのが基本的な前提です。機能の一部の値が定義された範囲外である場合、サーバーはあまり良好でないことになります。