Data Fabric
MDM Platform
マスターデータレコードがSQLデータベースに保存されている場所へのTalend MDM実装には、ステージングエリアが含まれています。MDMユーザーは、ここでデータをロードし、後で非同期に検証できます。
このステージングエリアは、マスタデータレコードを含むSQLストレージ領域のミラーです。唯一の違いは、ステージングエリアデータベースには、スキーマに制約が含まれていないことです(null値や外部キーの整合性などではありません)。ただし、外部キーの整合性が有効になっている場合は、無効な外部キーを持つレコードをMasterデータベースに読み込むことはできません。
データコンテナー(SQLストレージのインスタンスであるデータコンテナー)ごとに、問題のデータコンテナーのステージングエリアである2番目のSQLストレージも存在します。たとえば、Product
という名前のデータコンテナーがある場合、Product#STAGING
という名前のデータコンテナーも存在することを意味しています。
-
SQLコンポーネントの使用: JDBCまたはデータインテグレーションコンポーネントを使用して、データベースで
INSERT
ステートメントを実行する -
MDMコンポーネントの使用: tMDMOuputおよびtMDMBulkloadコンポーネントを使用して、データコンテナーを
data_container_name#STAGING
のように指定する(たとえば、Product
ではなくProduct#STAGING
)tMDMOutputコンポーネントは、有効でないデータの挿入またはアップデートを許可しません。Talend MDM
この転送をTalend MDM Web UIからトリガーする方法については、Talend MDM Web UIユーザーガイドをご覧ください。