Talend Studioで共有モデルを有効化 - 7.3

Talendインストールガイド

Version
7.3
Language
日本語
Operating system
Mac
Subscription type
サブスクリプション
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Activity Monitoring Console
Talend Administration Center
Talend Artifact Repository
Talend CommandLine
Talend Data Preparation
Talend Data Stewardship
Talend DQ Portal
Talend ESB
Talend Identity and Access Management
Talend Installer
Talend JobServer
Talend Log Server
Talend MDM Server
Talend MDM Web UI
Talend Repository Manager
Talend Runtime
Talend SAP RFC Server
Talend Studio
Content
インストールとアップグレード
Last publication date
2022-10-30

Talendが提供するR2021-01以降のStudioマンスリーアップデートをインストールしている場合、Talend Studioでは共有モードがサポートされます。これにより、Talend Studioがインストールされているマシンの各ユーザーは、さまざまな設定とワークスペースフォルダーで作業できるようになります。

注: 推奨合計メモリは1ユーザーの推奨メモリに接続ユーザー数を乗じたものです。

このタスクについて

次の手順では、Talend Studioの共有モードを有効にする方法を示します。

手順

  1. Talendから提供されたライセンスファイルをTalend Studioインストールディレクトリーのルートに置きます。
  2. Talend Studioインストールディレクトリーへの完全な読み書きアクセス権を持つユーザーにTalend Studioを起動させます。
  3. [Additional Talend Packages] (Talend追加パッケージ) ダイアログボックスで、プロジェクトのニーズに合わせてパッケージを選択します。ただし、必須であるサードパーティライブラリーとオプションのサードパーティ製ライブラリーは除きます。
    • サードパーティライブラリーは各ユーザーの設定フォルダーにインストールされます。ディスク容量を節約できるよう、各ユーザーが必要な時だけサードパーティライブラリーをインストールすることをお勧めします。
    • サードパーティライブラリー以外のパッケージは共有モードを有効にするとインストールできないため、共有モードを有効にする前にそれらのパッケージをインストールすることをお勧めします。
  4. 選択したパッケージのインストールが完了したら、必要なパッチをすべてインストールします。
    • パッチは共有モードを有効にするとインストールできないため、共有モードを有効にする前にパッチをインストールすることをお勧めします。
    • 最新のパッチは、インストール後、Talend Studioインストールディレクトリーの下にあるpatchesフォルダーに保存しておく必要があります。

    パッチをダウンロードして適用する方法については、パッチのダウンロードと適用をご覧ください。

  5. 必須パッチのインストールが完了したら、Talend Studioを閉じます。
  6. Talend Studioの共有モードを有効にするためには、 <Talend-Studio>/configuration/config.iniの最後に osgi.configuration.areaosgi.instance.areaという2つのプロパティを追加します。<Talend-Studio>にはTalend Studioのルートフォルダー名が入ります。例:
    osgi.configuration.area=/USERS/$USER$/studio/configuration
    osgi.instance.area=/USERS/$USER$/studio/workspace

    この2つのプロパティによって、ユーザーごとにTalend Studioの設定とワークスペースが指定されます。他のシステムプロパティや環境プロパティを使って場所を指定することもできます。場所の変数はそれぞれ、$文字のペアで囲む必要があります。

    後で各ユーザーが同じマシンでTalend Studioを起動すると、設定フォルダーとワークスペースフォルダーが自動的に作成されます。

    重要: Talend Studioの共有モードを有効にした後にパッケージやパッチをインストールする必要がある場合は、まずこの2行を削除して共有モードを無効にし、再起動してTalend Studioをいったん閉じてください。その後は通常通りにパッケージやパッチをインストールできるようになります。