[Component-specific settings] (コンポーネント固有設定) (tAggregateRow用) - Cloud - 7.3

Talendジョブスクリプトリファレンスガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend CommandLine
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > ジョブデザイン
Last publication date
2023-09-13

コンポーネントのsetSettings {}関数で定義できるジョブスクリプトの関数とパラメーターは、以下の表のとおりです。

関数/パラメーター 説明 必須?

GROUPBYS {}

この関数を使って、1つ以上の集計セットを定義します。

集計セットはそれぞれ、次の2つのパラメーターで構成されます。

  • OUTPUT_COLUMN: このパラメーターは、集計が実行される出力カラムを指定します。

    集計セットごとに出力カラムを指定することにより、より正確な集計を行うことができます。

    たとえば、リストの各国の平均値を算出する場合はCountryを指定し、国内の地域ごとに値を比較する場合はCountryRegionを指定します。

  • INPUT_COLUMN: 集計セットの出力ラベルと入力ラベルが異なる場合に、このパラメーターを使って、出力カラムに対応する入力カラムラベルを指定できます。

はい

OPERATIONS {}

この関数を使って、計算で使用する値と共に演算タイプを定義し、加えて出力フィールドを定義します。

各オプションは、次の4つのパラメーターで定義します。
  • OUTPUT_COLUMN: このパラメーターは、宛先フィールドを指定します。

  • FUNCTION: このパラメーターは、演算子 (countdistinctminmaxavgsumfirstlastlistlist_objectstd_devunion) を指定します。

  • INPUT_COLUMN: このパラメーターは、集計対象の入力カラムを指定します。

  • IGNORE_NULL: カラムのNULL値を無視する場合は、このパラメーターをtrueに設定します。

    デフォルトでは、このパラメーターはfalseに設定されます。

はい

LIST_DELIMITER

このパラメーターは、リストの項目を区分する場合に使用する区切りを指定します。既定の区切りはコンマ(、)です。

このパラメーターはlist演算の場合のみ有効です。

いいえ

USE_FINANCIAL_PRECISION

このパラメーターをtrueに設定すると、財務用精度を使用します。これは、最大精度であり、メモリをより消費し、低速処理になります。

この設定はsumavgの演算の場合のみ有効です。

デフォルトでは、このパラメーターはtrueに設定されます。

ヒント:

正確な結果を取得するために、出力にはBigDecimal型を使用することをお勧めします。

いいえ

CHECK_TYPE_OVERFLOW

ジョブがクラッシュしないようにデータ型をチェックする場合、このパラメーターをtrueに設定します。

デフォルトでは、このパラメーターはfalseに設定されます。

いいえ

CHECK_ULP

このパラメーターは、Float型とDouble型で最も正確な結果を得られるようにULP (最小桁の単位)をチェックする場合に使用します。

デフォルトでは、このパラメーターはfalseに設定されます。

いいえ

TSTATCATCHER_STATS

各コンポーネントレベルおよびジョブレベルで処理メタデータを収集する場合、このパラメーターをtrueに設定します。

デフォルトでは、このパラメーターはfalseに設定されます。

いいえ

LABEL

このパラメーターを使って、コンポーネントのテキストラベルを指定します。

いいえ