[Component-specific settings] (コンポーネント固有設定) (tFilterRow用) - Cloud - 7.3

Talendジョブスクリプトリファレンスガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend CommandLine
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > ジョブデザイン
Last publication date
2023-09-13

コンポーネントのsetSettings {}関数で定義できるジョブスクリプトの関数とパラメーターは、以下の表のとおりです。

関数/パラメーター 説明 必須?

LOGICAL_OP

簡易な条件を結合したり、高度な条件において、両方のモードのフィルタリング結果を結合するのに論理演算子を定義する場合に、このパラメーターを使用します。

  • && (論理積): 全条件がtrueである場合、trueのブール値が戻ります。それ以外の場合はfalseです。

    論理積で2つの条件を組み合わせている場合、1番目の条件がtrueに評価される場合のみ、2番目の条件が評価されます。

  • || (論理和): いずれかの条件がtrueである場合、trueのブール値が戻ります。そうでない場合、falseが戻ります

    論理和で2つの条件を組み合わせている場合、1番目の条件がfalseに評価される場合のみ、2番目の条件が評価されます。

はい

CONDITIONS {}

このジョブスクリプト関数を使用して、簡易な条件を必要な数だけ定義できます。

指定する論理演算子に基づいて、条件が各行に対して順番どおりに評価されます。評価の際、各条件がtrueまたはfalseのブール値を返します。

各条件は次のパラメーターで指定します。

  • INPUT_COLUMN: フィルター関数が実行されるスキーマのカラムを指定します。

  • FUNCTION: フィルター関数を指定します。

    使用できるフィルター関数は、指定の入力カラムのデータ型によって異なります。

    • 入力文字列を小文字に変換する場合:

      $source == null? false : $source.toLowerCase().compareTo($target) $operator 0

    • 入力文字列を大文字に変換する場合:

      $source == null? false : $source.toUpperCase().compareTo($target) $operator 0

    • 入力文字列の最初の文字を小文字に変換する場合:

      $source == null? false : $source.toLowerCase().charAt(0) $operator $target

    • 入力文字列の最初の文字を大文字に変換する場合:

      $source == null? false : $source.toUpperCase().charAt(0) $operator $target

    • 入力文字列の長さを取得する場合:

      $source == null? false : $source.length() $operator $target

    • 入力文字列の完全一致を実行する場合:

      $source == null? false : $source.matches($target) $operator true

  • OPERATOR: このパラメーターを使用して、入力カラムとターゲット値をバインドする演算子を指定します。

    • ==: 等しい
    • !=: 次の値と等しくない
    • >:次の値より大きい
    • <: 次の値未満
    • >=: 次の値以上
    • <=: 次の値以下
  • RVALUE: このパラメーターを使用して、フィルター対象値を指定します。

はい

USE_ADVANCED

同じコンポーネント内で複数の論理演算子を使うなど、実行する内容の関数が標準関数に含まれていない場合、このパラメーターをtrueに設定して、高度な条件を利用できるようにします。

デフォルトでは、このパラメーターはfalseに設定されます。

いいえ

ADVANCED_COND

1つ以上の高度な条件を指定するには、このパラメーターを使用します。

このパラメーターは、USE_ADVANCEDtrueに設定されている場合のみ有効です。

高度な条件を複数使用する場合は、2つの条件間に論理演算子を使ってください。

  • && (論理積): 全条件がtrueである場合、trueのブール値が戻ります。それ以外の場合はfalseです。

    論理積で2つの条件を組み合わせている場合、1番目の条件がtrueに評価される場合のみ、2番目の条件が評価されます。

  • || (論理和): いずれかの条件がtrueである場合、trueのブール値が戻ります。そうでない場合、falseが戻ります

    論理和で2つの条件を組み合わせている場合、1番目の条件がfalseに評価される場合のみ、2番目の条件が評価されます。

USE_ADVANCEDtrueに設定されている場合はYesになります

TSTATCATCHER_STATS

各コンポーネントレベルおよびジョブレベルで処理メタデータを収集する場合、このパラメーターをtrueに設定します。

デフォルトでは、このパラメーターはfalseに設定されます。

いいえ

LABEL

このパラメーターを使って、コンポーネントのテキストラベルを指定します。

いいえ