手順
-
cFileコンポーネントをダブルクリックし、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic Settings] (基本設定)ビューを開きます。
- [Path] (パス)フィールドでメッセージソースへのファイルパスを指定します。
- [Encoding] (エンコーディング)リストから、メッセージファイルのエンコーディングタイプを選択します。その他のパラメーターはそのままにしておきます。
-
cLoadBalancerコンポーネントをダブルクリックして、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、使用する負荷分散メソッドを[Strategy] (戦略)リストから選択します。このシナリオでは、デフォルトの[Round robin] (ラウンドロビン)メソッドを使います。
-
To_Receiver_Aという名前のcJavaDSLProcessorコンポーネントをダブルクリックして、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、[Code] (コード)エリアで最初のレシーバーのURIを二重引用符で囲んで入力します。この例では
direct:a
です。このステップを繰り返して、もう1つのレシーバー、direct:b
のURIを、To_Receiver_Bという名前のcJavaDSLProcessorコンポーネントで定義します。 -
Receiver_Aという名前のcMessagingEndpointコンポーネントをダブルクリックして、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、URIフィールドで最初のレシーバーのURIを二重引用符で囲んで入力します。この例では
direct:a
です。このステップを繰り返して、もう1つのレシーバー、direct:b
のURIを、Receiver_Bという名前のcMessagingEndpointコンポーネントで定義します。 -
Monitor_Aという名前のcProcessorコンポーネントをダブルクリックし、[Component] (コンポーネント)タブで[Basic Settings] (基本設定)ビューを開き、[Code] (コード)エリア内のコードをカスタマイズして、Receiver_Aにルーティングされたメッセージのファイル名をコンソールに表示します。
System.out.println("Message on Receiver_A: "+ exchange.getIn().getHeader("CamelFileName"));
このステップを繰り返して、Monitor_Bという名前のcProcessorコンポーネント内のコードをカスタマイズし、Receiver_Bにルーティングされたメッセージのファイル名をコンソールに表示します。 - [Ctrl] + [S]を押してジョブを保存します。