[Hierarchy Explorer] (階層エクスプローラー)ページで、[Pivot] (ピボット)フィールドと[View] (フィールド)フィールドに設定した条件に従い、スキーマフォーム内の複数のエンティティに関連するデータレコードを分類できます。
このスキーマ階層ビューは、複数のデータレコードで特定の情報を更新する場合に役立ちます。
始める前に
MDMサーバーが起動済みであること。適切なユーザー認証とアクセス権でロールが割り当てられていること。
注:
以下が選択済みであることを確認します。
- 管理するマスターデータが含まれているデータコンテナー。
- マスターデータの検証を行う基準となるデータモデル。
このタスクについて
階層ビューを作成するには、次の手順に従います。
手順
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[Menu] (メニュー)パネルで[Browse] (参照)をクリックし、[Hierarchy Explorer] (階層エクスプローラー)を選択します。
新しいページが開きます。
例
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新しい階層をゼロから定義するために、[New] (新規)ボタンをクリックしてページをリセットします。
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オプション[Child-Parent] (子-親)または[Parent-Child] (親-子)を選択し、階層の方向を定義します。
ピボットのフィールド区切りを定義します。
このサンプルでは、製品をファミリー名で分類しようとしています。
属性のグルーピングに使用するエンティティを[Pivot] (ピボット)リストから選択します。
[View] (ビュー)リストで、階層に表示するエンティティフィールドに対応するビューを選択します。選択可能なビューは、Talend Studioで定義されています。
例
[View] (ビュー)リストの横にある[+]ボタンをクリックし、エンティティどうしを連結する外部キーと同数の再帰関係を表示します。
注: セカンドピボットの各リストは、以前に選択したピボットにリンクされているエンティティへのアクセスを許可します。ピボットをそれ以上追加できなくなると、それ以上の再帰関係が不可能であることを示すメッセージが表示されます。
必要に応じて、虫眼鏡アイコンをクリックし、表示される[Advanced Filter] (詳細フィルター)ウィンドウでフィルターを定義して、表示されるエレメントをフィルタリングすることもできます。
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必要に応じて[Run] (実行)ボタンをクリックし、定義した階層の結果をプレビューできます。
階層ビューに表示されるルートノードは1つだけです。ルートノードは、このサンプルではProductです。
例
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ノードの前にある矢印をクリックしてノードを展開し、このファミリーに属するすべての製品を表示します。
注:
階層ツリービュー内のどのレベルにあるノードを選択しても、ノード(属性)の詳細が右パネルに表示されます。
外部キーを定義して、選択したエンティティをデータモデル内の別のエンティティにリンクすると、右パネルに、リンクされた2つのエンティティを示す2つのタブが表示されます。このパネル内ですべての詳細を直接編集できます。
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階層の定義が終了したら、[Save] (保存)ボタンをクリックします。
ダイアログボックスが開き、新しい階層の名前を定義するように求められます。
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[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
階層名が階層ビューの左上に表示されます。
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必要に応じて、階層ビューに表示されるレコード数を制限できます。[Number of records per page] (ページごとのレコード数)ボックスに希望する数を入力してください。MDMサーバー上にあるすべてのエンティティレコードを表示するには、-1を入力します。