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cAWSS3の標準プロパティ

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているcAWSS3を設定するために使われます。

Standard cAWSS3コンポーネントはAWSファミリーとConnectivityファミリーに属しています。

基本設定

[Connection] (接続)

定義済みの接続詳細を再利用するために、AWSS3接続コンポーネントをリストから選択します。

Bucket Name (バケット名)

AmazonのS3サービスのバケットの名前、すなわち、最上位フォルダーを指定します。

次のオプションは、cAWSS3がプロデューサーとして使われている場合のみ利用できます。

 

[Storage Class] (ストレージクラス)

[Standard] (標準)[Standard - Infrequent Access] (標準 - 低頻度アクセス)、および[Reduced Redundancy] (冗長性の低下)から選択します。ストレージクラスについては、http://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/latest/dev/storage-class-intro.htmlを参照してください。

[Delete After Write] (書き込み後に削除)

S3サービスにアップロードされた後にローカルファイルオブジェクトを削除するには、このチェックボックスをオンにします。

[Multi Part Upload] (マルチパートのアップロード)

マルチパートフォーマットでファイルをアップロードし、対応するフィールドでパートサイズを指定するには、このチェックボックスをオンにします。デフォルトのサイズは25Mです。

[Server Side Encryption] (サーバー側の暗号化)

AWSが管理するキーを使ってサーバー側のオブジェクトを暗号化するには、このオプションを選択します。

[Message Headers] (メッセージヘッダー)

対応するテーブルにメッセージヘッダーを設定します。[+]を必要な回数だけクリックして、テーブルにメッセージヘッダーを追加します。次に、対応する[Value] (値)フィールドをクリックして、値を入力します。利用可能なヘッダーは、http://camel.apache.org/aws-s3.htmlを参照してください。

S3ファイルの名前として使われるCamelAwsS3Keyヘッダーを必ず設定してください。

[Use User Defined Headers] (ユーザー定義のヘッダーを使用)

このチェックボックスをオンにすると、対応するテーブルにユーザー定義のヘッダーが設定されます。[+]を必要な回数だけクリックして、テーブルにメッセージヘッダーを追加します。次に、対応する[Value] (値)フィールドをクリックして、値を入力します。ユーザー定義のヘッダーはx-amz-meta-で始まる必要があります。

次のオプションは、cAWSS3がコンシューマーとして使われている場合のみ利用できます。

 

[File name] (ファイル名)

消費するファイルの名前を指定します。

[Max Messages Per Poll] (1ポールあたりの最大メッセージ)

1回のポーリングで取得できるオブジェクトの最大数。

Prefix

ファイルのプレフィックスを指定して、そのプレフィックスを持つファイルのみが消費されるようにします。

[Delete After Read] (読み込み後に削除)

このチェックボックスをオンにすると、オブジェクトは取得後にS3サービスから削除されます。

[Include Body] (Bodyを含める)

交換ボディをファイルのコンテキストに含めるには、このチェックボックスをオンにします。オフの場合は、ヘッダーのみがS3オブジェクトメタデータで設定され、ボディはNullになります。

詳細設定

[Advanced] (詳細)

オプションのパラメーターを対応するテーブルに設定します。[+]を必要な回数だけクリックして、テーブルにパラメーターを追加します。次に、対応する[Value] (値)フィールドをクリックして、値を入力します。利用可能なオプションは、http://camel.apache.org/aws-s3.htmlを参照してください。

使用方法

使用ルール

cAWSS3は、ルート内の開始、中間、または終了コンポーネントとして使えます。Amazon Webサービスへの接続を作成するcAWSConnectionコンポーネントと共に使う必要があります。cAWSConnectionの詳細は、cAWSConnectionを参照してください。

制限事項

 該当なし

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