tNeo4jBatchOutputRelationshipの標準プロパティ - 7.3

Neo4j

Version
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発 > サードパーティーシステム > NoSQLコンポーネント > Neo4j
データガバナンス > サードパーティーシステム > NoSQLコンポーネント > Neo4j
データクオリティとプレパレーション > サードパーティーシステム > NoSQLコンポーネント > Neo4j
Last publication date
2024-02-22

これらのプロパティは、標準ジョブのフレームワークで実行されているtNeo4jBatchOutputRelationshipを設定するために使われます。

標準tNeo4jBatchOutputRelationshipコンポーネントは、ビッグデータファミリーとデータベースNoSQLファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで利用できます。

基本設定

[Use existing connection] (既存の接続を使用)

定義済みの接続の詳細を再利用する場合は、このチェックボックスをオンにして、[Component List] (コンポーネントリスト)ドロップダウンリストから、目的の接続コンポーネントを選択します。

このコンポーネントは、Neo4jバージョンV3.2.Xのみをサポートしており、リモートモードはサポートしていません。したがって、tNeo4jConnectionコンポーネントで定義したV3.2.X以外のバージョンへの接続を再利用しないでください。また、tNeo4jConnection[Remote server] (リモートサーバー)チェックボックスをオンにしないでください。

2.X.Xバージョンと3.X.Xバージョンを同じジョブで使用しないでください。使用するとクラス競合の問題が発生します。

[Database path] (データベースパス)

データファイルを保存するディレクトリーを指定します。

このフィールドは、[Use an existing] (既存の接続を使用)チェックボックスがオフの場合にのみ表示されます。

[Shutdown after job] (ジョブ後にシャットダウン)

現在のコンポーネントの後にNeo4jに対して実行するオペレーションがない場合は、このチェックボックスをオンにしてNeo4jデータベース接続をシャットダウンします。

または、tNeo4jCloseを使用してデータベースをシャットダウンします。

こうすることで、Neo4jが関係するジョブを次回実行する時に、[Id file not properly shutdown] (IDファイルが正しくシャットダウンされていません)"のようなエラーを回避できます。

このチェックボックスは、[Use an existing connection] (既存の接続を使用)チェックボックスがオフになっている場合のみ利用できます。

[Field for relationship types] (リレーションシップタイプのフィールド)

前のコンポーネントで定義した入力スキーマからカラムを選択して、作成するリレーションシップのタイプを指定します。

[Direction of the relationship] (リレーションシップの方向)

作成するリレーションシップの方向を選択します。
  • [Outgoing] (出力):リレーションシップは開始ノードから終了ノードの方向になります。

  • [Incoming] (入力):リレーションシップは終了ノードから開始ノードの方向になります。

[Start node of the relationship] (リレーションシップの開始ノード)

ノード識別子を使って各リレーションシップの開始ノードを定義します。
  • [Name of the batch index] (バッチインデックスの名前): 開始ノードの作成に使うtNeo4jBatchOutputコンポーネントを選択します。これらのノードのインデックスの名前は、そのコンポーネントから取得されます。

  • [Field name for the batch index] (バッチインデックスのフィールド名): 前のコンポーネントで定義した入力スキーマからカラムを選択して、作成する各リレーションシップの開始ノードの名前を指定します。

[End node of the relationship] (リレーションシップの終了ノード)

ノード識別子を使って各リレーションシップの終了ノードを定義します。
  • [Name of the batch index] (バッチインデックスの名前): 終了ノードの作成に使うtNeo4jBatchOutputコンポーネントを選択します。これらのノードのインデックスの名前は、そのコンポーネントから取得されます。

  • [Field name for the batch index] (バッチインデックスのフィールド名): 前のコンポーネントで定義した入力スキーマからカラムを選択して、作成する各リレーションシップの終了ノードの名前を指定します。

[Die on error] (エラー発生時に強制終了)

このチェックボックスをオンにすると、エラー発生時にジョブの実行が停止されます。

エラーの発生した行をスキップし、エラーが発生していない行の処理を完了するには、このチェックボックスをオフにします。

詳細設定

[Neo4j configuration] (Neo4j設定)

テーブルにパラメーターを追加して、作成するデータベースを設定するために使われます。

詳細は、Neo4jのドキュメンテーション(Configuration settings)をご覧ください。

値を入力する時に、この[Nodes files] (ノードファイル)テーブルのカラム名と共に示したサンプルの構文を使用します。

[tStatCatcher Statistics] (tStatCatcher統計)

このチェックボックスをオンにすると、ジョブレベルおよび各コンポーネントレベルでジョブ処理メタデータが収集されます。

グローバル変数

グローバル変数

NB_LINE: 入力コンポーネントによって読み取られた行の数、または出力コンポーネントに転送された行の数。これはAfter変数で、整数を返します。

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Talend Studioユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

このコンポーネントは、出力コンポーネントとして使用され、常に着信リンクが必要です。