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tRunJob MapReduceプロパティ(非推奨)

Availability-note非推奨

これらのプロパティは、MapReduceジョブのフレームワークで実行されているtRunJobを設定するために使われます。

MapReduce tRunJobコンポーネントは、システムファミリーに属しています。

このフレームワーク内のコンポーネントは、ビッグデータ対応のTalend 製品すべて、およびTalend Data Fabricで使用できます。

MapReduceのフレームワークは、Talend 7.3以降非推奨となります。Apache SparkのTalendジョブを使って、インテグレーションタスクを実行します。

基本設定

[Use dynamic job] (ダイナミックジョブを使用)

複数のジョブを呼び出して処理できるようにするには、このチェックボックスを選択します。このオプションを有効にした場合、最新バージョンのジョブのみが呼び出され、処理されます。サブジョブの実行には、独立したプロセスが使われます。2つのオプション、[Context] (コンテキスト)および[Use an independent process to run subJob] (サブジョブを独立したプロセスで実行)が表示されなくなります。

情報メモ警告: [Use dynamic job] (ダイナミックジョブを使用)オプションは、ジョブサーバーのキャッシュに対応していません。したがって、Talend Administration CenterでこのチェックボックスがオンになったtRunjobを含むジョブを実行すると、失敗する可能性があります。
情報メモ警告: このオプションは、データベース接続コンポーネントの[Use or register a shared DB Connection] (共有DB接続の使用または登録)と互換性がありません。tRunJobをデータベース接続コンポーネントと共に使用する場合、両方のオプションが有効になっているとジョブが失敗します。

[Context job] (コンテキストジョブ)

このフィールドは、 [Use dynamic job] (ダイナミックジョブを使用)オプションを選択している場合にのみ表示されます。選択したジョブのリストから呼び出すジョブの名前を入力します。

[Job] (ジョブ)

呼び出して処理するジョブを選択します。tRunJobによるスムーズな実行を確保するには、ジョブを呼び出したら、前もって、実行済みであることを確認します。

[Version] (バージョン)

使用する子ジョブバージョンを選択します。

[Context] (コンテキスト)

tRunJobによって実行するジョブのコンテキストと変数を定義したら、リストで該当するコンテキストエントリーを選択します。

[Die on child error] (子のエラー発生時に強制終了)

子ジョブの実行時にエラーが発生した時でも親ジョブを実行する場合には、このチェックボックスをオフにします。

[Transmit whole context] (コンテキスト全体を送信)

すべてのコンテキスト変数を親ジョブから取得するには、このチェックボックスを選択します。このチェックボックスをオフに設定すると、すべてのコンテキスト変数が子ジョブから取得されます。

親ジョブと子ジョブに同じコンテキスト変数が定義されている時に、このチェックボックスを選択すると:
  • [Context Param] (コンテキストパラメーター)テーブルで関連値が定義されていなければ、子ジョブの実行中、親ジョブの変数値が使用されます。

  • それ以外の場合は、[Context Param] (コンテキストパラメーター)テーブルで定義された値が子ジョブの実行中に使用されます。

[Context Param] (コンテキストパラメーター)

選択されているコンテキストパラメーターの値は変更できます。[+]ボタンをクリックし、子ジョブの[Context] (コンテキスト)タブで定義したパラメーターを追加します。コンテキストパラメーターについては、 Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

ここで定義した値は、[Transmit whole context] (コンテキスト全体を送信)を選択している場合でも、子ジョブの実行中に使用されます。

詳細設定

[Print Parameters] (印刷パラメーター)

内部および外部パラメーターを[Console] (コンソール)に表示するには、このチェックボックスをオンにします。

グローバル変数

グローバル変数

ERROR_MESSAGE: エラーが発生した時にコンポーネントによって生成されるエラーメッセージ。これはAfter変数で、文字列を返します。この変数はコンポーネントにこのチェックボックスが存在し、[Die on error] (エラー発生時に強制終了)がオフになっている場合のみ機能します。

CHILD_RETURN_CODE: 子ジョブの戻りコード。これはAfter変数で、整数を返します。

CHILD_EXCEPTION_STACKTRACE: 子ジョブからのサンプル外スタックトレース。これはAfter変数で、文字列を返します。

Flow変数はのコンポーネントの実行中に機能し、After変数はコンポーネントの実行後に機能します。

フィールドまたは式に変数を入れるには、Ctrl + スペースを押して変数リストにアクセスし、リストから使用する変数を選択します。

変数の詳細は、Studio Talendユーザーガイドをご覧ください。

使用方法

使用ルール

Talend Map/Reduceジョブでは、このコンポーネントは、スタンドアロンで使用されます。Hadoopで直接実行できるネイティブMap/Reduceコードを生成します。

[Run] (実行)ビューの[Hadoop Configuration] (Hadoop設定)タブを使用して、ジョブ全体で特定のHadoopディストリビューションに対する接続を定義する必要があります。

この接続は、ジョブごとに有効になります。

Talend Map/Reduceジョブの詳細は、Talend Big Data入門ガイドTalend Map/Reduceジョブを作成、変換、設定する方法のセクションをご覧ください 。

本書では、特に明記されていない限り、標準ジョブ、つまり従来の Talend データ統合ジョブ、およびMap/Reduce以外のジョブのシナリオで説明しています。

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