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Microsoft Exchangeでアプリケーションのサービスプリンシパルを登録

Microsoft Exchange認証モードでtPOPを使ってメールボックスにアクセスできるようにするためには、Microsoft AzureアプリケーションをPOPおよびIMAP用に設定するだけでなく、Microsoft Exchangeにアプリケーションのサービスプリンシパルを登録し、メールボックスへのアクセス許可をそのサービスプリンシパルに割り当てることが必要です。

この記事では、Microsoft Windows PowerShellのコマンドレットを使ってMicrosoft Exchangeにアプリケーションのサービスプリンシパルを登録し、メールボックスにアクセスする権限をそのサービスプリンシパルに割り当てる方法について説明します。

POPおよびIMAP用にMicrosoft Azureアプリケーションを設定する詳細は、POPおよびIMAP用にMicrosoft Azureアプリケーションを設定をご覧ください。

手順

  1. Microsoft Windows PowerShellを起動します。
  2. ExchangeOnlineManagementをインストールし、Microsoft Windows PowerShellで次のファンクション/コマンドレットを実行してテナントに接続します。
    Install-Module -Name ExchangeOnlineManagement -allowprerelease
    Import-module ExchangeOnlineManagement 
    Connect-ExchangeOnline -Organization {tenantId}

    tenantIdの取得方法に関する詳細は、Microsoft Exchangeでサービスプリンシパルを登録できるアプリケーション設定を取得をご覧ください。

  3. Microsoft Windows PowerShellで次のコマンドレットを実行し、Microsoft Exchangeにアプリケーションのサービスプリンシパルを登録します。
    New-ServicePrincipal -AppId {APPLICATION_ID} -ServiceId {OBJECT_ID}
    情報メモ重要: APPLICATION_IDOBJECT_IDについては、必ずMicrosoft Exchangeでサービスプリンシパルを登録できるアプリケーション設定を取得でステップ3を行ってください。
  4. Microsoft Windows PowerShellで次のコマンドレットを実行し、メールボックスへのアクセスをサービスプリンシパルに割り当てます。
    Add-MailboxPermission -Identity "{YourMailboxAddress}" -User 
    {OBJECT_ID} -AccessRights FullAccess

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