Talend Management Console - Cloud - 7.3

Talendリリースノート

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud API Services Platform
Talend Cloud Big Data
Talend Cloud Big Data Platform
Talend Cloud Data Integration
Talend Cloud Data Management Platform
Talend Cloud Real-Time Big Data Platform
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Cloud API Designer
Talend Cloud API Tester
Talend Cloud Data Inventory
Talend Cloud Data Preparation
Talend Cloud Data Stewardship
Talend Cloud Pipeline Designer
Talend Data Preparation
Talend Data Stewardship
Talend Management Console
Talend Studio
Content
インストールとアップグレード
リリースノート
Last publication date
2024-03-21

新機能

機能 説明
Remote Engineの安全な使用方法 Remote Engineを特定のワークスペースに割り当て、専用のワークスペース権限を設定することで、特定のユーザーグループがそのエンジンを安全に使用できるようになりました。

この目的のために追加された新しい権限として、個別の権限である[Engines - Use] (エンジン - 使用)と、ワークスペース権限である[Use engines] (エンジンを使用)があります。 

これらの権限を組み合わせれば、あらゆる環境でRemote Engine (Remote Engine Gen2も含む)にアクセスして使用できるユーザーを簡単に管理できるようになります。どちらの権限もシートを利用することはありません。

これらの新しい権限はどのロールにでも割り当てることができます。デフォルトでは、[Engines - Use] (エンジン - 使用]という個別の権限を既に持っているロールもあります。 下の行のリストをご覧ください。

[Engines - Use] (エンジン - 使用]という新しい権限を定義済みロールに追加 新しいこの権限により、以下のロールはシートを利用することなくRemote Engineを表示および使用してタスクを実行できるようになりました。
  • Talend Cloud Pipeline Designer
    • [Pipelines Administrator] (パイプライン管理者)
    • [Pipelines Designer] (パイプラインデザイナー)
    • [Pipelines Operator] (パイプラインオペレーター)
    • [Pipelines Viewer] (パイプラインビューアー)
  • Talend Cloud Data Inventory
    • [Dataset Administrator] (データセットマネージャー)
    • [Dataset Manager] (データセットマネージャー)
    • [Dataset Viewer] (データセットビューアー)
  • Talend Cloud Data Preparation
    • [Data Preparation Manager] (データプレパレーションマネージャー)
    • [Data Preparation Administrator] (データプレパレーション管理者)
    • [Data Preparator] (データプレパレーター)

API

Talend Management Consoleでタスクを実行した際のログ管理を自動化できる新しいAPIを導入しました。

タスク実行時のログを取得してライブで監視することも、そのようなログを定期的に取得して総合的に分析することもできます。
カスタマーログAPIエンドポイント
メソッド エンドポイント 説明 クエリーパラメーター
GET /executions/{runId}/logs 指定されたタスク実行のログを取得します。
  • startTime: 取得するログの最も古い日時です。たとえば2021-06-14T07:01:45Zとなります。デフォルトでは、ログは実行の開始日時から取得されます。
  • endTime: 取得するログの最も新しい日時です。たとえば2021-06-14T15:04:45Zとなります。デフォルトでは現在の時刻が使用されます。
  • count: 返すログエントリーの数です。デフォルト値は50で、最大値は200です。
  • order: 返されたログをタイムスタンプでソートする方法です。デフォルト値はDESCで、最新のログが最初に来ます。
  • startIndex: ログのページネーションの開始位置で、0以上となります。

これらのパラメーターはすべてオプションです。

POST /executions/{runId}/logs 指定されたタスク実行のフルログを生成し、ダウンロードトークンをこのログに返します。

このトークンの有効期間は1時間です。

  • startTime: 生成されたログに記録される最も古い日時です。たとえば2021-06-14T07:01:45Zとなります。デフォルトでは、ログは実行の開始日時から取得されます。
  • endTime: 生成されたログに記録される最も新しい日時です。たとえば2021-06-14T15:04:45Zとなります。デフォルトでは現在の時刻が使用されます。
POST /executions/{runId}/logs/status 生成されたログのステータスをチェックし、ダウンロードURLを返します。

ボディにダウンロードトークンを記録します。

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https://api.talend.com/apis/execution-logs/2021-03/経由でこれらのエンドポイントにアクセスします。各データセンターに該当するURLのリストは、Talend CloudのリージョンとURLで確認できます。

このようなAPIのうち、ドキュメント化されているユースケースについては、タスクを監視をご参照ください。

バグ修正

修正によっては、内部の問題にリンクされているためTalend以外のユーザーには表示されないものがあります。

問題 説明
TMC-25012 プランをプロモートすると詳細パラメーターが正しくなくなる。
TMC-25038 新しいアーティファクトのバージョンが公開された後、どのタスクもアップデートされなくなった。
TMC-25051 共通のアーティファクトがあるため、ワークスペースを削除できない。
TMC-25069 ワークスペース権限のためにアーティファクトを削除できなかった。
TMC-25076 毎日の実行としてスケジュールされているタスクが実行されなかった。
TMC-25078 Talend StudioTalend Cloudに接続できなかった。

Talend Management Consoleの開始にあたっては、Talend Management Consoleユーザーガイドをご覧ください。