手順
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tSOAPとtLogRowコンポーネントを[Palette] (パレット)からデザインワークスペースにドロップします。
- [Row] (行) > [Main] (メイン)接続を使って、tSOAPをtLogRowに接続します。
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tSOAPをダブルクリックして、その[Basic settings] (基本設定)ビューを開き、コンポーネントのプロパティを定義します。
- [ENDPOINT] (エンドポイント)フィールドに、使用するWebサービスのURLアドレスを引用符で囲んで入力するか、コピーして貼り付けます("http://www.webservicex.net/country.asmx")。
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[SOAP Action] (SOAP アクション)フィールドに、国名情報を取得したいことを示す、SOAPAction HTTPヘッダーフィールドのURLアドレスを入力するか、コピーして貼り付けます(http://www.webserviceX.NET/GetCountryByCountryCode)。
注:
このアドレスは、呼び出しているWebサービスのWSDLを見れば確認できます。この例のWebサービスの場合、Webブラウザーで、[ENDPOINT] (エンドポイント)フィールドで使用されているWebサービスのURLの末尾に
?wsdl
を追加し、対応するWebページを開いてから、操作ノード下で定義されているSOAPActionを確認します。<wsdl:operation name="GetCountryByCountryCode"> <soap:operation style="document" soapAction="http://www.webserviceX.NET/GetCountryByCountryCode"/>
- [SOAP version] (SOAPバージョン)リストから、使用するSOAPシステムのバージョンを選択します。このシナリオでは、バージョンはSOAP 1.1です。
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[SOAP Message] (SOAPメッセージ)フィールドに、呼び出されたWebサービスから国名情報を取得するために使用するXML形式のメッセージを入力します。このサンプルでは、ISが国コードとして使用されているため、メッセージは次のようになります。
"<soapenv:Envelope xmlns:soapenv=\"http://schemas.xmlsoap.org/soap/envelope/\" xmlns:web=\"http://www.webserviceX.NET\"> <soapenv:Header/> <soapenv:Body> <web:GetCountryByCountryCode> <!--Optional:--> <web:CountryCode>IS</web:CountryCode> </web:GetCountryByCountryCode> </soapenv:Body> </soapenv:Envelope>"
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ジョブを保存し、[F6]を押して実行します。
指定された国コードISの国名情報が返され、[Run] (実行)ビューのコンソールに表示されます。