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Talend CIゼロインストールワークフロー

バージョン7.2の前までは、Talend CI環境のセットアップで既にインストールと設定が行われているTalend CommandLineを持つ専用のCIエージェント/スレーブをビルド、または拡張する必要がありました。この要件のため、一般的なJavaベースのCI/CD環境の実装でもステップがさらに増えることになっていました。

バージョン7.2以降、TalendはTalend CIゼロインストールワークフローという概念に基づく干渉のないCI/CD実装を導入し、必要となるTalend CommandLineはビルドプロセス中にオンデマンドでダウンロード、インストールされるようになりました。

Studio Talend/CommandLineはEclipseプラットフォームでビルドされています。ゼロインストールワークフローは、Eclipse P2プロビジョニングシステムに基づいています。P2によって、Eclipseプラットフォームでのアプリケーションのインストールを自動化できます。詳細は、Equinox p2のドキュメンテーション (英語のみ)をご覧ください。

CommandLineの自動ダウンロードとインストールは、CI Builderと呼ばれるTalendビルダーのMavenプラグインを使って行われます。

全体のワークフローは次の図のようになります。

  • CI Builderプラグインがない場合は、Maven設定ファイルで参照されているpluginRepositoriesからダウンロードされます。
  • CI BuilderはCommandLineがローカルにインストールされているかどうかをチェックします。インストールされていない場合は、Talendアップデートサイトを使ってダウンロードとインストールを行います。
  • インストールされているCommandLineのバージョンが最新ではない場合は、マンスリーマンションアップデートを適用できます。

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