サービスの設定と公開 - 7.3

Talend Data Fabric 入門ガイド

Version
7.3
Language
日本語
Operating system
Data Fabric
Product
Talend Data Fabric
Module
Talend Administration Center
Talend DQ Portal
Talend Installer
Talend Runtime
Talend Studio
Content
インストールとアップグレード
ジョブデザインと開発
データクオリティとプレパレーション > データクレンジング
データクオリティとプレパレーション > データプロファイリング
Last publication date
2023-07-24

このシナリオでは、データサービスプロバイダーでtESBProviderRequestコンポーネントとtESBProviderResponseコンポーネントを使って、顧客のWebサービスへのアクセスを可能にし、tXMLMapコンポーネントを使って、MySQLデータベースから提供される空港のデータをリクエスト/レスポンス呼び出しメインフローに結合して公開します。データベースのデータはtMysqlInputコンポーネントによりロードされます。

手順

  1. サービスの詳細とWSDLのリクエスト/レスポンスデータ型をメタデータに保存します。それにより他のコンポーネントからアクセスできるようになります。[Services] (サービス)CustomerService 0.1を右クリックし、[Import WSDL Schemas] (WSDLスキーマのインポート)を選択します。

    このオプションでは、[Metadata] (メタデータ) > [File xml] (XMLファイル)の下で、WSDLメタデータがサービスから[Repository] (リポジトリー)にインポートされます。これにより、サービスおよびその他のコンポーネントの間でオペレーションの詳細を共有できます。

  2. CustomerService 0.1に表示されたエレメントを展開し、CustomerServiceOperation 0.1を右クリックし、[Assign Job] (ジョブの割り当て)を選択します。
  3. [Assign Job] (ジョブの割り当て)ウィザードが開きます。[Create a new Job and Assign it to this Service Operation] (新規ジョブをサービス操作に割り当てる)を選択し、[Next] (次へ)をクリックします。
  4. ウィザードの[New Job] (新規ジョブ)ビューで、作成するジョブに自動的に名前が付いているため、[Finish] (終了)をクリックします。

    ワークスペースでジョブのデフォルトテンプレートが開きます。ジョブのドラフトでは、tESBProviderRequesttESBProviderResponseが既に選択され設定されています。tESBProviderRequestにより、指定したWebサービスに要求が送信され、tESBProviderResponseにより、その要求への応答が返されます。これらのコンポーネントは、[Palette] (パレット)[ESB]グループにあります。

  5. ここで、名前をデザインワークスペースに入力して、2つのESBコンポーネントの間にtXMLMapを追加します。
  6. tESBProviderRequest_1を右クリックし、[Row] (行) > [Main] (メイン)の順に選択し、ラインの終端をtXMLMap_1にドロップします。
  7. tXMLMap_1を右クリックし、[Row] (行) > [Main] (メイン)の順に選択し、ラインの終端をtESBProviderResponse_1にドロップします。そのコンポーネントにresponseという名前を付け、[OK]をクリックします。スキーマをインポートするかどうかの確認で、デフォルトの[Yes] (はい)をクリックします。
  8. 名前をデザインワークスペースに入力してtMysqlInputtXMLMapの下に追加し、顧客データをMySQLデータベースにロードします。
  9. tMysqlInputを右クリックし、[Row] (行) > [Main] (メイン)の順に選択し、ラインの終端をtXMLMapにドロップします。