メイン コンテンツをスキップする

遠隔データベースの移行

Studioの[Preferences] (環境設定)ウィンドウで遠隔データベースが定義されている場合を除き、Studio Talendはデフォルトでレポートと分析を内蔵のHSQLデータベースに保存します。

Studio Talendを初めて起動すると、[Preferences] (環境設定)ウィンドウのデータベース設定では必ずHSQLが参照されます。新しいStudio Talendに遠隔データベースを定義した後で古いバージョンからレポートやプロジェクトをインポートする場合、現在のStudioからレポートを生成して定義されたデータベースに保存できるよう遠隔データベースを移行させる必要はありません。

しかし、Studio Talend[Preferences] (環境設定)ウィンドウに遠隔データベースを設定する前に旧バージョンのStudioからレポートやプロジェクトをインポートする場合は、レポートを生成して定義されたデータベースに保存できるようにするため、このセクションで説明する手順に従って遠隔データベースを移行する必要があります。遠隔データベースのバージョンはStudio Talendのバージョンと必ず一致している必要があります。

始める前に、データプロファイリング項目またはプロジェクトのインポート (英語のみ)の説明に従って、Studio Talendの旧バージョンのレポートやプロジェクトが既に移行されていることが必要です。

[Preferences] (環境設定)ウィンドウから遠隔データベースを移行するには、次の手順に従います。

  1. メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)と選択し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを開きます。
  2. [Talend] > [Profiling] (プロファイリング)と展開し、[Reporting] (レポーティング)を選択します。
  3. 遠隔データベースの接続情報を設定し、[Apply] (適用)をクリックします。

    データベースをアップデートするように求める警告メッセージが表示されます。

    情報メモヒント: [Preferences] (環境設定)ウィンドウの[Apply to report editors...] (レポートエディターに適用...)ボタンをクリックした場合、データベースの一括アップグレードを実行できるのはレポートのグループのみで、すべてのレポートに実行することはできません。
  4. OKをクリックしてデータベースのアップグレードを確認し、警告メッセージを閉じます。

    データベースの一括アップグレードを実行できるのはレポートのグループのみです。操作の進行状況を表す情報バーが表示され、続いてデータベースのアップグレードを確認するメッセージが表示されます。

  5. OKをクリックして、確認メッセージと[Preferences] (環境設定)ウィンドウを閉じます。

  6. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[DB Connections] (データベース接続)ノードの中から、定義したMySQLまたはOracle接続を右クリックし、[Reload database list] (データベースリストのリロード)を選択します。

    これにより、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの接続リストに新しく作成されたデータベースが表示されます。レポートエディターで各レポートに異なるデータベースが定義されている場合を除き、現在のStudioで生成されたレポートはすべてこのデータベースに保存されます。

レポートエディターから個別のレポートのデータベースを移行させるには、次の手順に従います。

  1. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューで[Reports] (レポート)を展開し、移行させるデータベースが設定されているレポートをダブルクリックします。

  2. エディターの下部および[Database Connection Settings] (データベース接続設定)ビューで、各フィールドに任意のデータベースの設定を入力し、[Check] (確認)をクリックします。

    レポートデータベースのバージョンとStudio Talendのバージョンが異なる場合、レポートデータベースをアップグレードするように求めるメッセージが表示されます。

  3. OKをクリックしてデータベースのアップグレードを確認し、メッセージを閉じます。

    操作の進行状況を表す情報バーが表示され、続いてデータベースのアップグレードを確認するメッセージが表示されます。

  4. OKをクリックして、確認のメッセージを閉じます。

    現在のStudioのバージョンと一致する新しいレポートデータベースが作成されます。

  5. [DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの[DB Connections] (データベース接続)ノードの中から、定義したMySQLまたはOracle接続を右クリックし、[Reload database list] (データベースリストのリロード)を選択します。

    これにより、[DQ Repository] (DQリポジトリー)ツリービューの接続リストに新しいレポートデータベースが表示されます。定義されたデータベースに生成された現在のレポートが保存されます。

    情報メモヒント: 現在のStudioにレポートを数多くインポートした場合は、一連のレポートに対して一括データベースアップグレードすれば時間を節約できます。

このページは役に立ちましたか?

このページまたはコンテンツに、タイポ、ステップの省略、技術的エラーなどの問題が見つかった場合は、お知らせください。改善に役立たせていただきます。