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遠隔データベースをセットアップ

Talend DQ PortalTalend 7.1以降、非推奨となっています。

デフォルトでは、Studio Talendはレポートと分析を内蔵のHSQLデータベースに保存します。

Profilingパースペクティブでは、他のデフォルトの遠隔データベースを設定し、レポートと分析結果を保存できます。その後は分析結果を他のユーザーと共有できるようになります。

始める前に

Profilingパースペクティブを選択済みであること。

手順

  1. メニューバーで、[Window] (ウィンドウ) > [Preferences] (環境設定)と選択し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを開きます。
  2. フィルターフィールドにReportingの最初の数文字を入力して、リストから[Reporting] (レポーティング)を選択して、[Reporting] (レポーティング)ページを開きます。
  3. [DB Type] (DBタイプ)リストから、定義するデータベースの名前を選択します。
    デフォルトでは、Studioはレポートと分析結果を内蔵のHSQLデータベースに保存します。レポートと分析結果は、HSQLデータベースに保存されている状態では共有できません。
  4. 個々の接続フィールドで、または[Url]フィールドに直接、接続パラメーターを定義します。
    [Url]フィールド内のパラメーターを変更すると、個々のフィールド内のパラメーターも自動的に変更されます。逆も同様です。
    [DB Name] (DB名)では、Talend DQ Portalのインストール時に定義したデータベース名を使用する必要があります。
    [Database] (データベース) 詳細
    MySQL [DB Name] (DB名)フィールドに対して、次を行います。
    • デフォルトのデータベース名(talend_dq)を使用します。このデータベースで、すべての分析と生成されたレポートの結果にアクセスできます。
    • データベースに存在しないデータベース名(カタログ)を入力します。カタログが作成され、分析やレポートを保存するために必要なテーブルが生成されます。
    • データベースに存在するデータベース名を入力します。

      このデータベースにデータマートストラクチャーがない場合は作成されます。

      データマートストラクチャーが既に存在していても、現在のバージョンよりも古いバージョンの場合、データマートストラクチャーはアップデートされます。

      データマートストラクチャーが既に存在していても、現在のバージョンよりも新しいバージョンの場合、そのデータマートストラクチャーは使用できません。
      情報メモ注: 名前にドット( . )が使われているデータベースも使用できます。
    • ローカルのMySQLでIPV6アドレス形式を使う場合は、論理ホスト名であるlocalhostを使ってデータベース接続を設定し、ホストファイルで[::1]というIPV6ローカルアドレスにこの接続をマッピングしてください。この処理を行わないと、Talend DQ Portal起動が失敗します。

    • MySQL用のAzureデータベースに接続できます。

    Oracle SID

    Oracleサービス名

    Oracle OCI

    • [SID]フィールドか[Service Name] (サービス名)フィールドに既存のデータベース名を入力します。
    • [Schema] (スキーマ)フィールドに、[User] (ユーザー)フィールドで指定されたユーザーがアクセス可能なOracleスキーマを入力するか、空欄のままにしておきます。このフィールドを空欄にしておくと、定義されたユーザーのデフォルトスキーマにレポートが書き込まれます。
      情報メモ注: スキーマの照合は大文字と小文字を区別する必要があります。区別しない場合は、カラムが分析されないままレポートに含まれない可能性があります。詳細は、Oracleドキュメンテーションをご覧ください。
    PostgreSQL
    • 接続情報をデータベースに入力します。このデータベースでデータマートを作成する時に使用できるのは、デフォルトのスキーマのみです。
      情報メモ注: 名前にドット( . )やハイフン( - )が使われているデータベースも使用できます。
    • PostgreSQL用のAzureデータベースやAzure SQLデータベースに接続できます。

      PostgreSQL用のAzureデータベースに接続する場合は、[User] (ユーザー)フィールドでusername@hostname構文を使い、[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドは空のままにしておきます。

    • データマートを作成する場合、使用できるのはPostgreSQLのデフォルトスキーマのみです。
    Microsoft SQL Server
    • 接続情報をデータベースに入力します。
      情報メモ注: 名前にドット( . )やハイフン( - )が使われているデータベースも使用できます。

      定義されたデータベースにレポートが書き込まれるよう、指定されたユーザーに十分なシステム権限があることを確認します。

    • データマートを作成する場合は、Microsoft SQL Serverのデフォルトスキーマのみ使用できます。
    • Windows認証で接続する場合は、[User] (ユーザー)フィールドと[Password] (パスワード)フィールドを空のままにしておきます。

      レポートと分析結果を保存するためにMicrosoft SQL Serverデータベースへの接続を作成する場合は、Microsoft のドライバーと[Open source JTDS] (オープンソースJTDS)のドライバーの両方がサポートされます。

    • Microsoft SQL Serverデータベースでは、大文字小文字を区別しない照合を使用してください。そうでないと、レポートの生成に失敗するおそれがあります。java.sql.SQLException: Invalid column name 'rep_runtime'というエラーが発生することがあります。照合ルールについては、Microsoftのドキュメンテーション (英語のみ)をチェックしてください。
    • Microsoft SQL Serverデータベースの接続を設定するための詳細は、一部のデータベースについて必要な知識 (英語のみ)をご覧ください。
  5. [DB Type] (DBタイプ)リストでHSQLを選択していない場合は、[Additional parameters] (追加パラメーター)フィールドで接続の追加プロパティを指定します。
    MySQL 8データベースに接続する時は、useSSLrequireSSL、serverTimezoneのプロパティを設定します。たとえば、useSSL=false&requireSSL=false&serverTimezone=UTCと入力します。
    Azure SQLデータベースに接続する時は、ssl=requireと入力します。
  6. 対応するフィールドにデータベースへのログイン情報を入力します。
  7. オプション: レポートフォルダーのデータマート接続とパス、およびロゴをコンテキストとしてエクスポートする場合は、[Export as context] (コンテキストとしてエクスポート)をクリックしてステップに従います。
    [Revert Context] (コンテキストを復元)をクリックして、接続を最初の状態に切り替えることができます。
  8. 以下のいずれかを行います:
    • [Apply to report editors...] (レポートエディターに適用...)をクリックしてリストを開き、定義されたデータマートまたはコンテキスト接続に保存するレポートを選択します。
    • [Apply] (適用)をクリックしてすべての分析およびレポートの結果を定義されたベータベースに保存します。
  9. OKをクリックして変更を確定し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを閉じます。
    Studio TalendProfilingパースペクティブで作成された遠隔データベースのバージョンがStudio Talendのバージョンよりも古い場合は、ポップアップメッセージが表示されてデータベースをアップグレードするかどうか尋ねられます。

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