コンテキストおよび変数の使用 - 7.3

Talend Data Fabric Studio ユーザーガイド

Version
7.3
Language
日本語 (日本)
Product
Talend Data Fabric
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発

変数は、プログラムの実行中に変化する値を表します。

グローバル変数はシステム変数で、任意のモジュールまたは関数からアクセスでき、使用する関数またはプログラムが実行を完了した後も値を保持しています。

警告: 並列実行ではglobalMapがエラーになりやすいので、注意が必要です。globalMap.put("key","value")globalMap.get("key")を使用して自身のグローバル変数を作成し、ジョブ内にその値を取り込む場合(特に、並列実行オプションが有効化された状態で[Iterate] (反復処理)接続を行った後の場合)は、注意が必要です。

コンテキスト変数とは、特定のコンテキストでユーザーが定義する変数をいいます。ジョブまたはルートの使用環境に応じて、コンテキストと呼ばれる各種実行タイプで異なる管理をする場合があります(次の例ではProdおよびTest)。たとえば、ジョブまたはルートの本番稼動の前には、各種テスト段階で実行して検証します。

注:

コンテキスト変数の使用に関する一般的なアドバイス:

  • コンテキスト変数内の小さなデータを使用します。
  • コンテキスト変数内にコードを入れないようにします。
  • デフォルトのString型ではなく、適切な変数型を使用します。たとえば、パスワードにはセキュリティを高めるためにPassword型、ファイルパスまたはディレクトリーには、不要なエスケープを避けるためにFile型またはDirectory型です。
  • 文字列値全般を二重引用符で囲むことは避けてください。ただし、以下の場合は二重引用符の使用が必須となります。
    • 文字列にエスケープ文字が含まれており、エスケープの解除が発生するように設定する場合。
    • 文字列の先頭または末尾に、変数値の一部である二重引用符がある場合。

コンテキストにはパラメーターに特徴があります。パラメーターはほとんどがコンテキスト依存変数で、[Component] (コンポーネント)ビューでCtrl+スペースを押すと、コンポーネント固有プロパティで再利用するため変数リストに追加されます。

Talend Studioでは複数のコンテキストデータセットを作成できます。さらに、ジョブまたはルートの[context] (コンテキスト)タブから1回限りのコンテキストデータセットを作成することも、[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Contexts] (コンテキスト)ノードにコンテキストデータセットを一元化して異なるジョブまたはルートで再利用することもできます。

ジョブの場合、コンテキスト変数の値は、作成中に定義する方法と、ジョブの実行中にtContextLoadコンポーネントを使用して明示的に、または暗黙的なコンテキストロード機能を使用して暗黙的に、コンテキストパラメーターを動的にロードする方法とがあります。

このセクションでは、コンテキストと変数を作成し、コンテキストパラメーターの値を定義する方法について説明します。

tContextLoadコンポーネントを使用してコンテキストパラメーターを動的に読み込む例については、コンテキストを参照してください。

暗黙的コンテキスト読み込み機能を使用してコンテキストパラメーターを動的に読み込む例については、Data Integrationジョブの例を参照してください。