Talend Studioでは、Javaエンジンを使ってカラム分析とカラムセット分析という2タイプの分析を実行する際に、メモリの使用状況をコントロールできます。
カラム分析またはカラムセット分析を使用して、大規模なデータセットまたは多くの問題を含むデータをプロファイリングすると、メモリ不足になりJavaヒープエラーが発生することがあります。これらの分析の最大メモリサイズしきい値を定義することで、メモリの制限サイズに到達するとTalend Studioの分析実行が停止し、分析の実行が停止する前にデータに対して行われた分析結果が示されます。
始める前に
Talend Studioで Profiling パースペクティブを選択していること。
手順
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メニューバーで、の順に選択し、[Preferences] (環境設定)ウィンドウを開きます。
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次のいずれかの手順を実行します。
- の順に展開し、[Analysis tuning] (分析のチューニング)を選択します。
- または、ダイナミックフィルターフィールドにanalysis tuningの最初の数文字を入力します。
[Analysis tuning] (分析のチューニング)ビューが表示されます。
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[Memory] (メモリ)エリアで、[Enable analysis thread memory control] (分析スレッドメモリコントロールの有効化)チェックボックスをオンにします。
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スライダーを右に移動してメモリ制限を定義し、その制限に達すると分析の実行が停止するようにします。
タスクの結果
割り当てられたメモリサイズを超過すると、カラム分析またはカラムセット分析の実行は停止します。
Talend Studioに示される分析結果は、分析の実行が停止する前に分析されたデータに関するものです。