Google Driveメタデータの一元管理 - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-02-13
Talend Studioでは、Google Drive接続の詳細を[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Metadata] (メタデータ)フォルダーで一元管理できます。また、Google Driveコンポーネントの使用時に確立された接続を使用してGoogle Driveに接続できます。

手順

  1. [Repository] (リポジトリー)ツリービューで[Metadata] (メタデータ)ノードを展開し、[Google Drive]ツリーノードを右クリックしてコンテキストメニューから[New GoogleDrive Connection] (新しいGoogleDrive接続)を選択し、[New Google Drive Connection] (新しいGoogle Drive接続)ウィザードを開きます。
  2. 使用するOAuthメソッドに応じて、以下のテーブルにリストされているプロパティに値を指定します。
    プロパティ 説明
    [Name] (名前) 作成するGoogle Drive接続の名前。

    [Application Name] (アプリケーション名)

    Google DriveがそのAPIへのアクセスに必要とするアプリケーション名。

    [OAuth Method] (OAuth方式)

    ドロップダウンリストから、Google Driveへのアクセスに使用するOAuth方式を選択します。

    • [Access Token (deprecated)] (アクセストークン(非推奨)): Google Driveへのアクセスにアクセストークンを使用します。

    • [Installed Application (Id & Secret)] (インストール済みのアプリケーション(IDとシークレット)): Google API Consoleを使用して作成したクライアントIDとクライアントシークレットを使用してGoogle Driveにアクセスします。この方式の詳細は、[Google Identity Platform] > [Installed applications] (インストール済みのアプリケーション) をご覧ください。

    • [Installed Application (JSON)] (インストール済みのアプリケーション(JSON)): Google API Consoleを使用して作成したクライアントシークレットJSONファイルを使用します。また、Google DriveにアクセスするためのクライアントID、クライアントシークレット、およびその他のOAuth 2.0パラメーターが含まれています。

    • [Service Account] (サービスアカウント): Google API Consoleを使用して作成したサービスアカウントJSONファイルを使用してGoogle Driveにアクセスします。この方式の詳細は、[Google Identity Platform] > [Service accounts] (サービスアカウント)をご覧ください。

    各方式を使ってGoogle Driveにアクセスする方法の詳細は、Google DriveにアクセスするためのOAuth方式をご覧ください。

    [Access Token] (アクセストークン)

    Google Developers OAuth 2.0 Playgroundを使用して生成されたアクセストークン。

    これらのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Access Token(アクセストークン)が選択されている場合のみ利用できます。

    [Client ID] (クライアントID)[Client Secret] (クライアントシークレット)

    クライアントIDとクライアントシークレット。

    この2つのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Installed Application (Id & Secret) (インストール済みのアプリケーション(IDとシークレット))が選択されている場合のみ利用できます。

    [Client Secret JSON] (クライアントシークレットJSON)

    クライアントシークレットJSONファイルへのパス。

    これらのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Installed Application (JSON) (インストール済みのアプリケーション(JSON))が選択されている場合のみ利用できます。

    [Service Account JSON] (サービスアカウントJSON)

    サービスアカウントJSONファイルへのパス。

    これらのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Service Account(サービスアカウント)が選択されている場合のみ利用できます。

    [DataStore Path] (DataStoreパス)

    更新トークンを保存する認証情報ファイルへのパス。

    これらのプロパティは、[OAuth Method] (OAuthメソッド)ドロップダウンリストから、Installed Application (Id & Secret) (インストール済みのアプリケーション(IDとシークレット))またはInstalled Application (JSON) (インストール済みのアプリケーション(JSON))が選択されている場合のみ利用できます。

    [Use Proxy] (プロキシを使用)

    プロキシの背後で作業する場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにした状態で、以下のパラメーターに値を指定する必要があります:

    • [Host] (ホスト): HTTPプロキシサーバーのIPアドレス。

    • [Port] (ポート): HTTPプロキシサーバーのポート番号。

    [Use SSL] (SSLを使用)

    SSL接続を使用してGoogle Driveにアクセスする場合は、このチェックボックスをオンにします。このチェックボックスをオンにした状態で、以下のパラメーターに値を指定する必要があります:

    • [Algorithm] (アルゴリズム): SSL暗号法アルゴリズムの名前。

    • [KeyStore file] (KeyStoreファイル): クライアントが信頼する証明書のリストを含むTrustStore証明書ファイルへのパス。

    • [Password] (パスワード): TrustStoreデータの整合性チェックに使用するパスワード。

  3. [Test connection] (テスト接続)をクリックして設定を確認します。

    OAuthメソッドのAccess Token (deprecated) (アクセストークン(非推奨))、Installed Application (Id & Secret) (インストール済みのアプリケーション(IDとシークレット))、またはInstalled Application (JSON) (インストール済みのアプリケーション(JSON))を使用している場合は、Webブラウザーにウィンドウが表示され、アカウントの選択が求められて、Google Driveへのアクセスが許可されます。Webブラウザーでの認証後に、接続が成功したことを示すダイアログボックスがTalend Studioに表示されます。

  4. OKをクリックしてダイアログボックスを閉じ、[Finish] (終了)をクリックします。

    新規作成されたGoogle Drive接続が[Repository] (リポジトリー)ツリービューの[Google Drive]ノードの下に表示されます。

    新しいGoogle Drive接続ノードをドラッグ&ドロップしてGoogle Driveコンポーネントをデザインワークスペースに追加し、接続情報を再利用できるようになりました。コンポーネントメタデータをワークスペースにドロップすることについての詳細は、一元管理されたメタデータをジョブで使用をご覧ください。Google Driveコンポーネントの使用については、Google Driveコンポーネントの関連ドキュメンテーションをご覧ください。

    作成したGoogle Drive接続メタデータを変更するには、[Repository] (リポジトリー)ツリービューで接続ノードを右クリックし、コンテキストメニューから[Edit GoogleDrive Connection] (GoogleDrive接続の編集)を選択し、メタデータセットアップウィザードを開きます。