ビュー結果の実行に使用するプロセスには、複数のステップとプラグインを含めることができます。プロセスにより、MDMがソースシステムにマッピングされ、ソースシステムからデータが取得され、レコードが完成されます。
プロセスタイプ、プラグイン、プロセス作成手順の詳細は、プロセスをご覧ください。
スチュワードまたはビジネスユーザーがTalend MDM Web UIに接続し、ビジネスエンティティのレコード/ビューを参照する時に、プロセスはソースシステムから定義済みのエレメント(値)を検索し、MDMハブに実際に保存することなくWebユーザーインターフェイスに表示します。
手順
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ゼロからプロセスを作成で説明されているステップに従って、標準プロセスを作成します。
この例では、プロセスの名前は
LookupLocationです。
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[Step Description] (ステップの説明)フィールドにステップ名を追加し、[+]ボタンをクリックして[Steps Sequence] (ステップシーケンス)リストに追加します。
この例では、Sampleという1つのステップを追加します。
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ステップ名をクリックして、[Step Specifications] (ステップ仕様)エリアを表示します。
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[Plugin name] (プラグイン名)リストからcallJobを選択します。
必要に応じて、[Plugin name] (プラグイン名)リストの横にある[Help] (ヘルプ)ボタンをクリックし、パラメーターの詳細情報を表示します。
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プロセスの入力変数名を_DEFAULT_に設定します。
デフォルト入力値はテキストで、その形式は<cluster name>.<concept name>.<ids>
となります。これはカスタマイズジョブ内の相互参照に使用できます。
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プロセスの出力変数をoutputに設定します。
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[Parameters] (パラメーター)エリアで、calljobプラグインに以下のパラメーターを入力します。
<configuration>
<url>ltj://DetermineRegion/0.1</url>
<contextParam>
<name>xmlInput</name>
<value>{_DEFAULT_}</value>
</contextParam>
<conceptMapping>
<concept>Agency</concept>
<fields>{p0:Region}</fields>
</conceptMapping>
</configuration>
このプロセスでは、必要とするデータが保存されているソースシステム(この例ではAgency Region)に接続するためにジョブDetermineRegionが呼び出され、次にこのデータを取得して、Talend MDM Web UIでデータレコード内のRegionフィールドが完成されます。
ジョブの詳細は、コンポーネントtBufferOutputのシナリオBufferをご覧ください。
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ツールバーの保存アイコンをクリックするか、またはキーボードでCtrl + Sを押して、プロセスを保存します。
新しく作成されたプロセスは、[MDM Repository] (MDMリポジトリー)ツリービューの[Process] (プロセス)ノードの下にリスト表示されます。