外部モジュールのデプロイメント用にMaven URIをカスタマイズ - Cloud - 7.3

Talend Studioユーザーガイド

Version
Cloud
7.3
Language
日本語
Product
Talend Big Data
Talend Big Data Platform
Talend Cloud
Talend Data Fabric
Talend Data Integration
Talend Data Management Platform
Talend Data Services Platform
Talend ESB
Talend MDM Platform
Talend Real-Time Big Data Platform
Module
Talend Studio
Content
ジョブデザインと開発
Last publication date
2024-03-20

Talend Studioでは、Mavenでデプロイを識別できるよう、各外部モジュールにデフォルトのURIが与えられます。Maven URIをカスタムのMaven URIとして提供することによって、外部モジュールの特定バージョンを使うことができます。これによってビルダーは、代わりにカスタムのMaven URIで指定されたJarファイルをダウンロードして使用できるようになります。

たとえば、対応している外部モジュールを利用できる場合は、データベースドライバーのMaven URIを提供することでデータベースドライバーの特定バージョンを使用できます。

注:
  • 外部モジュール用にMaven URIを変更すると、プロジェクト内でそのモジュールを使用するすべてのコンポーネントやメタデータに影響します。
  • カスタマイズしたMaven URIは現在のプロジェクトにしか適用されません。
  • カスタマイズしたMaven URIは現在のブランチにしか適用されません。
  • カスタマイズしたMaven URIは{your-studio-installation-path}/workspace/{your-project}/.settings/custom_uri_mapping.jsonで保存されます。
  • リモートプロジェクトで作業している場合、Maven URIのカスタム設定はGITリポジトリーと自動的に同期され、同じプロジェクトで他のユーザーが作業している時に使われます。CIビルダーもPOMファイルを生成している場合にこれを使います。

手順

  1. [Modules] (モジュール)ビューで、カスタマイズするMaven URIをクリックした後、表示される[...]ボタンをクリックします。
    [Install Module] (モジュールのインストール)ダイアログボックスが表示されます。
  2. 外部モジュールの別のバージョンをインストールする場合は、[Module File] (モジュールファイル)フィールドで該当するモジュールファイルへの完全パスを指定し、[...]ボタンをクリックしてローカルのファイルシステムで参照します。

    Talendによって提供されているR2020-10以降のStudioマンスリーアップデートをインストール済みで、ライブラリーのMVN URIがjarファイル内に存在し、デフォルトMVN URIと異なる場合は、自動的に検出されて[Custom MVN URI] (カスタム MVN URI)フィールドに入力されます。

  3. [Custom MVN URI] (カスタムMVN URI)オプションを選択し、フィールドで必要なモジュールのMVN URIを入力します。
  4. [Detect the module install status] (モジュールのインストール状況を検出)をクリックし、[OK]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
    注: デフォルトモジュールにロールバックするには、Custom MVN URIオプションをクリアし、Detect the module install statusをクリックします。

タスクの結果

新しいMaven URIが有効になり、[Modules] (モジュール)ビューで表示されます。ここからMaven URIのすべての変更をローカルのJSONファイルにエクスポートできます。